4月7日 22：30
4月らしい、過ごしやすい夜、
特別な夜でも、いつもの通りリラックスした表情の二人が舞台袖に立っていました。
「今日は120分で12曲だから、いつもの灰茶より多めにトークできるね」
「ああ。俺たちが一番楽しもう」
5周年記念放送を前にガチガチに緊張したスタッフたちの緊張をほぐすように、
一人一人と熱いキスをする二人。
「さあ、行こう」
二人はオープニングテーマと共に舞台へと駆け出しました。
？？
流れているのは、いつものスマッシュのテーマではない？
まさが、曲を間違えた？
慌てふためいている我々に対し、マスチャーがこちらを向いてウインクをしています。
心を落ち着けて耳を傾けると
・真夜中の週末（ミッドナイトゲットアウト無印のOPテーマ）
・ミッドナイトゲットアウトハイパーのテーマ
・ミッドナイトゲットアウトスマッシュのテーマ
5周年記念の日に、歴代OPメドレー。エモい、エモすぎる演出。
心憎いマスチャーからのサプライズプレゼントに、初っ端から感動するミッドアウターとスタッフ一同。
ますちゃーはOPメドレーが流れている間、ずっとこちらを向いてウインクをし続けていました。(ドライアイが心配です。)
こうして、伝説の一夜が幕を開けました
放送をまだ聞いていない方、ネタバレ回避したい方は、
以下のリンクから録音を視聴できます。恐れず、クリッキングしてください。
あの日と同じ感じで放送が聴けます。
OP挨拶もそうそうに、さっそくゲストを呼び込みます。
ゲストはもちろんこの人
ZiKUさん
去年、5月にコラボしてからまだ一年しかたっていないのに、もうメチャクチャ親密な間柄。1年間お世話になりっぱなしで、兄貴であり親友であり、ライバルであると、勝手に我々は思っています。(刺激も沢山受けましたマジで)
我々のような殺人剣とはわけが違います。
この人、るろうにです。マジで
令和下ネタ浪漫談です
そんなZiKUさんの剣に活かされ、今回もはしゃぎまくる剛りんとマスチャー
やれ 気難しい人 だとか、下ネタラジオおじさん だとか、
好き勝手言いまくってます。
なんというか、
ZiKUさんの前に、二人でならんで順番にボケにいってます。この人たち。
ボケて、並びなおして、ボケて、並びなおして、、、、
5周年記念であることも忘れて、はしゃぐ二人を笑顔であしらうZiKUさん
気がつけば、15分の予定だったOPトークは30分を超えていました。
あー。これは確定です。
120分に収まらないこと確定です。でも楽しいから仕方ないですね
最高の夜になることは決まってて、あとは楽しむだけ。
そんな感じ。
ミッドアウトフェスフレンズのときと似てます
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人は何故歌うのか
人は何故歌を聴くのか
人類創生180万年
進化の過程で人類は
言葉よりも先に歌を発明した
ある時は喜びを
ある時は悲しみを
歌に込め
我々の先祖達は大地にその心を捧げてきたのである
2021年4月7日
ミッドナイトゲットアウトは
5歳の誕生日を迎える
今夜はミッドアウターにとって神聖な一日
ミッドアウトの5年間を彩った名曲たちが
夢の競演
ハッピーバースデーのろうそくを吹き消すのは
剛りん率いる灰組か、
マスチャー率いる茶組か
ミッドアウト5周年特番 レジェンド灰茶歌合戦 開幕です
（2021年レジェンド灰茶歌合戦台本より抜粋）
万来の拍手に迎えられ、再度登場したごうりんとマスチャー
迎えるはミッドアウトドームに集まった一万名満員の観衆と、
惜しくも入場制限で入場できず、ネットで中継を見ている18人
ミッドアウトドームの観客席に目をやると、年末にあったようなアクリル板は設置されておりません。
ああ、ミッドアウト運営はコロナ対策を怠ってる、これはネットで叩かれるぞ、、
と思った矢先、頭上から円柱状のガラスのようなものが降ってきました
なるほど。これなら、飛沫を気にせず声が出せます。
流石ミッドアウトスタッフ。ぬかりはありません。
ここぞとばかりに批判記事を書こうとしていた、過激派な記者達も筆を収めました
この空間ではみんな等しくミッドアウターなのです
灰茶歌合戦。
普段は年末の風物詩で、ゲスト審査員にその年の顔となった方々を招くのですが、今回は特別編ということで、
ZiKUさんに勝負見届け人として参加してもらい、存分に二人の勝負を見届けてもらうこととなりました。
灰茶歌合戦はこれまで計4回行われており、結果は
灰組2勝、茶組2勝のタイ
本日でどちらかが勝ち越すことになります。
先行は灰組。最初の曲は
1. 晴れたらいいねん（ミッハイパー80回)
いきなり来ました合いの手爆発曲。
ミッドアウトハイパー#80にて、古垣団バーベキューの日に天気が晴れるように
歌われた名曲です。
その昔、人々は歌に合わせて舞い、雨乞いや晴乞いを行っていたといいます。
歌の起源を探訪したかのような不思議な感覚がありました。
嗚呼、これは灰組の優勝で決まりかな。
誰もが思っていたところ、
2. 愛の言霊ん(ハイパーH65)
これまた伝説の合いの手曲。茶組も負けていません
マシンガン合いの手とはこのことを言うのでしょう。
何の企画で生まれた曲なのか、二人とも思い出せませんでした
それでも、名曲は記憶に残っているんですね。
遠い未来、時の流れの中で、いつか人類は滅びるかもしれない。
それでも、歌だけは人の生きた証として残る。
歌の未来を探訪したかのような不思議な感覚がありました。
嗚呼、これは茶組の優勝で決まりかな。
ますちゃーを含め、すべての人が確信していました。
ん？剛りんの姿が見えない。逃亡したかな？
振り返ると麦わら帽子姿の剛りんがそこに立っていました。
さっきまで手に持っていた 祝の文字が書かれた扇子はクワに変わっています
それを見たオールドミッドアウターの中には既に何名か
泣いている人もいます。次の曲はもちろん
3. いいもんだなミッドアウトは（無印58回)
最先端設備で知られ、未来的なミッドアウトドームが、
最新バーチャルリアリティー技術で田舎の農園のように彩られました。
例のおじさんを模した巨大バルーンが天井から降り注ぎ、
幻想的な光景です。
カールの全国発売中止を偲んで作られた名曲
関係者席に座ってるカルビー幹部たちも涙しています。
合いの手爆発で盛り上がった会場の空気を一瞬で変えた。
選曲が素晴らしい。とZiKUさん。
ミュージシャンであり、お笑いラジオの帝王でもある実力者
流石コメントが的確です。下ネタだけは無く、上ネタも冴えわたってます
最早、神ネタです。
ふむ、これは灰組の優勝で決まりかな。
週刊ミッド編集長 筆豆 通(ふでまめ とおる) がボソリと呟いたそのとき
4. はなーん (無印24回)
今回エントリーされた曲の中で最も古い、
無印24回からのエントリー。
のりたま王決定戦のエンディングで披露された曲です。
企画のエンディングで曲を披露するいわゆる「曲締め」
今では恒例な曲締めは、このはなーんが最初だったはず。確か
はなーんの成功のおかげで、以後、ミッドアウト企画の度に
名曲が生まれ、年末恒例の灰茶歌合戦の開催へと繋がっていったということを
考えると大きなターニング曲であったと言えるでしょう
このことはちゃんとメロディを少し変えていた。等の裏話も聞けました。
確かに変わってます。
嗚呼、これで茶組の優勝は決まりだ
と、早々に撤収準備を開始していた我々の判断は誤っていました。
5. 敬天愛人ごごどん最終回 ver(ハイパー53回)
のパロディコーナー ごごどん
ドラマの進行状況に合わせて毎週ストーリーが進む大人気コーナー
最終回ではその名場面が名曲 敬天愛人と共にダイジェストで流れました。
実際のドラマと同様に1年間。
ふざけながらも、真剣に取り組んできたコーナーです。
真剣に作った作品は熱が伝わります。
当時、放送を聞いていなかったミッドアウターにも、
その熱は伝染したようです。そこかしこから鼻をすする音が聞こえ
会場は多幸感に包まれていました。
モイアキラ様も、きっと天から見守ってくれているはずです。。。
嗚呼、これは完全に勝負あった。今年は灰組だ
と、握っていた馬券を投げ捨てようとした瞬間、潮目が変わりました
6. 素敵だねん 2018ver (ハイパー37回)
今でこそ、超絶人気コーナーのニシゾノティーダ
第一期(約3年前)はコーナーメールが一つも来ず、
オール自作メールでお送りする自転写操業コーナーでした。
あれから約3年
数々のフレンズとの出会いが我々を寄り添いラジオへと変え
コーナーへの本当のメールも沢山届くようになりました。
リスナーからのメールで爆笑したい。
5年前、ミッドアウトを始めたころからの夢のひとつは、
完全に叶いました。なんなら毎週叶ってます。
これからもニシゾノティーダのコーナーをよろしくお願いします。
HT フレンズ(ミッドアウトフェス フレンズより)
コロナ禍の2020年、ミッドアウトのイベントの新しい形として行われた
ミッドナイトゲットアウトオンラインフェス フレンズ
多くのフレンズにゲストとして登場してもらい、
皆で綴った名曲。フレンズ
決してフレンズの押し売りなどではなく、
真のフレンズであることをフレンズ達と確認できた。
素晴らしいフェス フレンズでありました。
フレンズ達と、フレンズを成功させることができたことを。
フレンズ達と共に感謝したいと思います。
サンキュー フレンズ
そしてここから、レジェンド灰茶歌合戦は怒涛の後半戦へと
突入していきます
7.茶 あのコイン投げるのは貴方(ハイパー13回)
記念すべき第一回灰茶歌合戦で歌われた名曲です。
ますちゃーがワンコーラス全部担当したのはこの曲が初めてだったと記憶しています。
・壮大な曲の始まりを予感させつつも、静かな前奏
・豪華なコーラスとストリングス
・ほとばしる年末間
もはや、あの鐘を鳴らすのはあなた を褒めている3人
それほどまでに、2つの曲は似ていました。
あまりにも偶然です。
地球が誕生する確率は、25mプールにバラバラにした時計入れて、水流で勝手に組みあがる確率と同じだそうです。
それに近い奇跡を、我々は目の当たりにしているのかもしれません。
こんな奇跡見せられちまったら、もう優勝は茶組できまりだな。
そう漏らしたのは、熊さんでした
そんな野生の感をも覆す曲が次に待っているとも知らずに。。。
8.灰 未来に攻撃表示(通算100回)
ミッドアウト通算100回のスローガンであり、テーマ曲であった
未来に攻撃表示。
ミッドアウトの二人が中学時代に遊んでいた自作カードゲーム
「コレコレ」の架空アニメ 第二期オープニングテーマという位置づけです。
アニメオープニング風の曲調、ダサい感じの中で、どこか琴線に触れるメロディ
リリースされたときからミッドアウターの心を鷲掴みにしています。
やりたい仕事以外はやらないと豪語している見届け人のZiKUさんも
歌ってみたいと太鼓判。
公開生放送で3人によって披露される日がくることを心待ちにしています。
強すぎるこの曲を対決に持ってくるか。灰組できまりだな
猫さんがぼそりと呟きました。
会場の誰しもが灰組の勝利を疑いませんでした。次の曲を聞くまでは
9.茶 カンパイン（無印50回)
ミッドアウトの1周年記念式典にて披露された名曲です。
放送当時はボソボソ声すぎて歌詞が聞き取れない部分がありましたが、
今夜はデジタルリマスターされ、鮮明に聞き取れるように調整されていました。
実家録音ということで、声を張っているようで殺している雰囲気がいい感じです。
歌詞を噛んでしまっても、取り直し無し
一発取りだからこそ表現できる情熱の塊。
ミッドアウター達は一斉に泪し、清原は震え、大地は割れました。
正に「動」の お腹渕壊 を堪能しました
これは勝負決まった。茶組の優勝は決まりだ
3人の審判が一斉に茶の旗を上げようとした瞬間。。
10.灰 ろくなもんじゃねえん胃腸炎ver (ハイパー61回)
マスチャー胃腸炎sp
胃腸炎のマスチャーが放送中にトイレに駆け込んだときの音姫曲として、
用意された曲です。
こちらはミッドアウトスタジオでレコーディングにより収録された曲
「静」のお腹渕壊 曲です。
余談ですがこのミッドアウトスタジオ、役所タケシさんと、セッションした
しあわせになろうよん2020 をレコーディングしたスタジオと同じなんですね。
曲に合わせてミッドアウトドームではピッピッピーの大合唱
さらにミッドアウトドーム4DXの効果で、場内に黄色いガスと、
あの時の匂いが充満しています。
目を突くに臭いで強制的に涙するミッドアウター達。
もう止めてくれ。灰組の優勝でいいから！
誰もがそう思った瞬間
11.茶 ときがたつってことわーん音感MAXver(通算150回)
歌詞割愛(ときがたつってことは と同じ)
他人とは違う音楽観、独特の五線譜(七線譜ともいわれる）を持つ男。ますちゃー
自分の音程感が他人と違うことを悲観せず、歌に割り込んだり、ステージで歌ったりと
音楽を楽しむ姿勢にネガティブさが無い男です。
見届けのスペシャリストZiKUさんも、
歌い手の気持ちが伝わってきて、全然聞けた。良かった
とのコメント。
それを聞いて うんうんと頷くミッドアウター。
理解のある仲間たちに囲まれて幸せ者です。
この光景を見ていると、何故、世界から戦争が無くならないのだろう？
と、不思議でなりません。
LOVE & Peace
No more War
Win of Brown
場内の気持ちは一つになりました。
この聖戦(ジハード)は終わったんです。
そう確信して引き上げようとする茶組陣営。そこで
12.灰 もうミッドアウトしないなんて言わないよ絶対
来ました。この曲がありました。
スマッシュになってから産まれた、最近の人気曲。
導入のセリフが流れただけで、会場からは黄色い大声援があがりました。
剛りんとマスチャーの友情がミュージカル形式で展開する傑作です。
前提として、茶番なんですけど、それでも友情感とか、
いい歌感が滲み出てきてます。
場内は、灰組、茶組、関係なくサポーターたちがサイリウムを振りながら大合唱
近年は灰組、茶組サポーターの一部のフーリガン化が問題となっていますが、
結局のところ、皆、ミッドアウトが好きなのです
さらに、場内はサイリウムで
剛、マサ、ZiKU、永遠に
の文字を作るミッドアウター達。
それを見守る3人の目から、水のようなものが出ていました。
あれはなんでしょう
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いよいよ、12曲全てが出そろい、判定の刻
まずは、最初の一票を見届け人のZiKUさんに。。。。
と、口にした瞬間、
今までニコニコ顔だったZiKUさんの眉間にしわができ、
「は？俺が最初の一票？勝敗に関係ないの？」
とんでも無い剣幕で怒鳴り散らしました。
るろうにのZiKUさんが、幕末の人切り抜刀斎に戻った瞬間でした。
その場でなで斬りにされる剛りんとマスチャーとミッドアウター達。
親しき中にも礼儀あり、ZiKUさんの中にある狂気から目を背けた結果でした。
その後、ZiKUさんは一人で落人群(らくにんむら)へ向かったと聞きます。
bad end.....
コンテニューしますか？
→はい いいえ
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いよいよ、12曲全てが出そろい、判定の刻。
もちろん、見届け人のZiKUさんには、最後に投票してもらことになっています。
しかも2票。快く引き受けてくださるZiKUさん。
その広い心には感服します。この人って怒ることあるんでしょうか？
まずは、ミッドアウトドームに集まったミッドアウター1万人の投票。
掲げられた灰と茶のボードの数を手慣れた様子で、ミッドアウト野鳥の会の
メンバーが数えていきます。結果は、、
灰5000 VS 茶5000
奇跡的に同点！続いて、ツイキャス視聴組によるweb投票。
スマホのMボタンを使用しての投票です。結果は、、、
灰5003 VS 茶5005
茶組、わずかにリード！！
そして、雌雄を決する、見届け人、ZiKUさんの投票(2票)です。
ZiKUさんが選んだのは、、、、、、
灰組！
結果、
灰5005 VS 茶5005
灰茶歌合戦史上初の同点優勝！！！
歴史に新たな1ページが刻まれました
会場はスタンディングオベーション！
いや、むしろそれを超えてみんな浮いています
フローティングオベーション！
ZiKUさんは対決ごとに勝者を決めて判定してくださっていたそうです。
その仕事ぶりにも、文句なしのフローティングオベーションです。
レジェンド灰茶歌合戦のラスト、剛りんとますちゃーによって、
ミッドアウト5周年記念ソング 「5の夜」が歌われました。
まさに大団円。
「この替え歌もいいなあ」
とミッドアウターの誰かが呟きました。
そうなんです。ミッドアウトの二人は、
その時の気持ちや情熱を歌に代えて、「代え歌」にして歌っているのです。
ラジオ始めた当初は、このラジオが5年も続くなんて思いませんでした。
ふざけながらも、真面目に、二人が面白い、バカだと思うことをやってきて、
その節目節目に「代え歌」を歌ってきました。
5年という道のりに置いてきた、「代え歌」の数は100個以上！
その「代え歌」達を拾い集めたら、こんなに面白い企画ができました。5年間真剣にやってきたご褒美的な何かだなんでしょう。きっと
前を向いて走り続けろ！とよく言いますが、我々はこうして時々振り返って楽しむのも大好きです。それが楽しければ、それはそれで正解だと思います。これからも定期的に振り返ります。
今後もミッドアウトは続いていくはずです。
次の5年はどんな面白いことが待ち受けているのでしょうか
そんなことを考えながら、来週から6年目の放送が始まるのです。
一歩ずつ進んでいきます
今回の見届け人という謎のポジションを快く引き受けてくれたZiKUさん。
同じようなことをやってる仲間がいるって本当に心強いです。
序盤の、やりたくない仕事は受けない からの
終盤の、いろいろやりましょう、仲間に入れてください
は、令和一のデレポイントだと思っています。
これからも、よろしくお願いします。まだまだ楽しいことやりましょう。
そんなミッドアウトスマッシュ#62のディレクターズカット版が
4/10(土) 26:00～ FMさつませんだいで放送されます。
今回は緊急放送枠拡大3時間スペシャルです。遅い時間ですが、是非きいてみてください。
