今週もお聞きいただきありがとうございました。
とても気持ちの良い放送でした。
例えるならこの、今日のこの指宿の空のように
どこまでも爽やかなブルー。そういったところでしょうか。
出張先の指宿から、スタッフKです。
では今週も放送の内容など、細かく見ていきたいと思います。時代の最先端をいく2人のトークは聞き応え十分で面白いのは確かなのですが、いかんせんそのトークのスピードの速さ、思考の速さには我々もたまに置いていかれることがあります。そこでこちらのミッドアウト放送後振り返りゼミ（以下、MHGFZと略させていただきます）である程度お二人の思考をおさらいして日々のインプットに役立てようということですね。
では今週のMHGFZ、スタートです。
おっとおっとおっとっと！
ミッドアウト本放送の配信は各国によりズレがありまだ聞いてないんだよね、という方もいらっしゃると思います。そんな方のため、放送の再現音声を用意しました。
ミッドナイトゲットアウトスマッシュ＃８８ バインバイン音頭ですか？ - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting
※お二人のモノマネの得意な方による音声再現です。これなら著作権の権利もクリアし、しかもその再現性も素晴らしいので本物と区別がつきません。こちらで一度聞いてみておくとスムーズかもしれませんね！
さて、放送後、体には微かな筋肉痛。コロナ禍の中色々な祭りが延期または中止に追い込まれました。約二年、この状況は続いています。そんな中、伝統のある祭りの踊りの技法、太鼓の打ち手の技術の継承などは重大な危機に瀕してると言わざるを得ません。
我らが、バインバイン音頭もその一つ。今週、そんな伝統のあるバインバイン音頭をみんなで、あくまでカジュアルに、令和の時代にアップデートした形で踊れたのはカルチャーの面だけでなくとても意義のあったことかと思います。
この灯を一過性のものではなく、持続可能なうねりとして続けていけたらと思う次第です。
さて、今週はあのさリクエストが2連発。こんなこともあるんですね。サービス精神の鬼瓦ことごうりんが、色々なあのさを披露してくれました。これには観客も大盛り上がり。アメリカの大統領選並みの盛り上がりを番組冒頭から見せたのでした。
ごうりんの第一子ことはちゃん誕生からはや7ヶ月。
すくすくと育ちハーフバースデーを迎えたことはちゃんの今の姿を写真に収めたいと
ごうりんことみちゃん夫妻は写真館に写真を撮りに行くことを決意しました。
正直ここのトークを聞くのは辛かったですね。
私というキャメラマンがいながら、水臭いです。
確かに私は今猫を撮ることにハマっているキャメラマン改めニャメラマンだということは否定しません。
しかし、だからといって人を撮る腕が鈍っているとは限らないのです。
盗撮されていた私の撮る姿（恥ずいので載っけるの躊躇いました汗）
しかしごうりんの写真館トークは悔しかったですね。聞いていたスマホを叩きつけましたよ。
ここからは私の撮った作品のごく一部をご覧ください
【祈願】2019年
【fighting man】2019年
【宿でも続く宴】2019年
【握り拳】2018年
【西荻窪のプリンス】2018年
【remote with you】2020年
【OFF AIR】2017年
【春色の旋風（かぜ）】2017年
【つまらない話】2017年
いやぁ、最高な作品たちですね。
良い写真って音が聞こえてくるんですよ。
この場面に本当にいるような気持ちに
そんな気持ちに俺の写真ってなるんですよね。
さて、そうこうしているうちにあのさトークは終わり
オープニング曲に。
オープニング曲、スマッシュのテーマ。
改めてとても良いナンバーですよね。
まさとさんが言ってましたがこの曲以外で始めたくないくらい、しっくりきてます。
ましオープニング別の曲がかかったらスマホ地面に叩きつけてぶっ壊しますね。
それくらい素晴らしいです。
放送がスマッシュになる前、2019年までの間
ミッドアウトハイパーだった時代。
こんなに素晴らしいハイパーのテーマ以上のものが作れるのか？との声も少なくありませんでした。
ハイパーの歌詞の部分だけをスマッシュに変えたら良いのでは？
そんなことを言う身内までいたのです。気持ちはわかります。
しかし、ごうりんますちゃーはハイパーのテーマのマスターディスクを地面に叩きつける粉々に割りました。
十分に楽しんだ。次に行こう。
そう言って、オアシスを後にし
草もも生えぬ荒野へと足を踏み出したのです。
この精神ですよね。
そして背水の陣で挑み、そしてたどりついたのがこのスマッシュのテーマです。
不思議なんだけどあなたと今同じこと考えてる気がする。
根拠はないけどあなたと今同じこと考えてる気がする。
こんな場面、ありますよね。
まるで、自分のことを歌ってもらってはみたいな気持ちになれる歌詞です。ごうりんは私の心が読めるんですかね？とんでもない歌詞です。
双子座の角を曲がって、プロキオンを左に見ながら六分儀流星群を追い越して君の心の明かりが見える
見たことがないのに、まるで、この景色知ってる！って時ありませんか？有名なのは、井上陽水さんの少年時代、風あざみという歌詞です。風あざみなんて言葉はないそうなんですが、なんだか、知ってるような、わかるようなそんな郷愁を誘う詩ですよね。
これもそれに通ずるところがあると言うか、あー小学生の頃、双子座の角曲がったなーとか、だったわー、この建物セブンイレブンになる前、プロキオンだったなーとか、六分儀流星群を走って追い抜いた記憶とか、僕たちの原風景の中にありますよね。
とんでもない歌詞だと思います。
そんな素晴らしい曲が毎回流れて、そりゃ面白い放送になるのはある意味必然だと言うことですね、いやぁ素晴らしい。
さあ、つい音楽談義が長くなりましたが、今週はそんな音楽の話が続きます。
10月のオープニングBGMにごうりんが選んだ
「同じ月を見てた」ゴーイングアンダーグランド
マスチャーもなんだか聞いたことがあるな、と言い出すのです。
シングルカットされた曲ですし、ますちゃーの耳にも届いていたのか、と話を進めていた時ふと、ますちゃーの脳裏に微かな学生時代の記憶が蘇ります。
大学の時ごうりんがくれたベストCD‐Rの中に入ってたんだわ。
2004年。CDの貸し借り、CDに焼いて聞かせる、車で聞く、ごうりんますちゃーが大学の頃はそんなアナログな音楽の楽しみ方がまだ残っている時代でした。MP3プレーヤー、iPodが出回り始めた頃、それと同時にごうりんは音楽の世界に足を踏み入れ始めていて、インディーズミュージック、県外ライブハウスなどで活躍するアーティストのライブを見にいったり、自分も黒伊佐錦というバンドを組み（のちにココロイロトリドリに改名）鹿児島のライブハウスに出始めていた頃でした。
大分の大学に当時通っていたますちゃーとの交流はあまり多くはなかったはずですが、それでもごうりんは、ますちゃーに色々知ったアーティストの曲を聴いて欲しくて貸したようですね。
※自分で購入したCDの中からベストを作り、友人にあげる行為は著作権違法です。しかし、貸したのであればまだ大丈夫ですね。しかも、家族にあげる、聞かせるのはOKだということで、ごうりんとますちゃーは家族と言っても良いほどの絆なのでどちらにせよ問題なしですね。
そこの中に入っていたのが
【ゴーイングアンダーグランド 同じ月を見てた】
だったのです。17年くらいの月日を経てまだ持っているますちゃーもすごい。これの存在を思い出したますちゃーもすごい。
シガキマサキさん、ネルソングレートなど熊本のバンド、ミュージシャンも
ライブハウスを通じてみに行って気に入ってた当時のごうりんが伺えます。
それにしてもマスチャーのためにわざわざ自分の好きな曲を集め
CDRを焼いて、マスチャーに貸すだなんてごうりんも可愛いところがあります。
いやもしくは、おれはこんなにいろんなアーティスト知ってるぜ、という若者特有時代特有のアピール、今風に言うとマウントだったのかもしれません、それともごうりんがマスチャーにお笑いラジオや、おもしろ動画を色々送りつけたりするのと同じく、良いものを共有したい、と言う気持ちだったのかもしれません。
CDRは全部で４枚
フジファブリックディスクです。
フジファブリックの初代ボーカル志村さんは
好きになるのはある意味必然ともいえます。
ですが単独ディスクを作ってしまうほど
好きだったとは知りませんでした。
THE BACK HORNディスク
バックボーン単独CDRにするほど好きだったのかと
当時を思い出さずにはいられませんが（ごうりんが）
ごうりんが当時所属していた鹿児島大学フォークソング同好会の中で
バックボーンは絶大な人気を誇っていました。
コピーバンドが３つあったほどです。その影響で
ごうりんもきっと好きになったんだと思います。この、バックボーンの文字の書き方に注目してください。
太字で書いたものを、細いペンで縁取りする。
これは中学生の頃からのごうりんの常套手段。
ちょっと変わった感じで、しかも可愛いという
自分の中では最大限の素晴らしい文字の表現法。
大好きな自分フォントだったのです。
いつのまにか、このフォントを使わなくなっていったみたいです。
入っている曲、チョイスもさることながら
時代を感じさせるフォントにも目がいく逸品だったのでした。
最後のディスクは鹿児島出身ミュージシャンディスクです。
最初はかのレジェンド大田誠師さん率いる芥の楽曲から入っています。
今でこそ気軽にラジオに呼んだりしていますが
圧倒的な楽曲、良曲の量、歌詞に対する考え方
面白い囚われない発想、活動
ごうりんは大田さんを大変尊敬しておりました
大田さん、安楽さん（このCDにも入っているフールアンドシザーズというバンドをしていた）古島さん、という自分達より少し上の世代のバンドの人たちのライブ、打ち上げでのやり取りなどは当時圧巻過ぎて、全くついて行けませんでした。
ツアーやるんだ、すげー！
CDプレスして出してる、かっけー！
当時のごうりんはまだ音源も使っていない子坊主。
先を走る先輩方が他県のミュージシャンと交流する様子、ツアーに行く様子を見て
俺もいつか行きたいなぁ！などと考えたりしてたのでした。
当時まだ黒伊佐錦という大学生感ぷんぷんのバンド名でこの後ココロイロトリドリと改名します。
そんなごうりんがマスチャーの家に置き忘れていったCDRが出てきたため起きた今回のなんともノスタルジックな展開。
さあノスタルジックなまま笑力のコーナーへ！
笑力のコーナーは皆それぞれの個性を生かしたような
素晴らしいネタメールを書いてきます。
これには笑力老師もうむうむ、と言っています。
今回のお題は、コワモテ体育教師・三反田君文の着メロのタイトルは？
お題回答は、桃色大革命
皆、それぞれの個性のある球を投げ込んできます。
時折、急に、どこからそれ来たの？というような
不意打ちのネタメールが飛んできます。
今回のにゃんころもちさんの作品
バインバイン音頭もそうでした。
こういう不意打ちの、なんの脈略もない
でもなんか言いたくなる語感、響きの回答
2人は大変好んでいます。
ある程度のテンプレがある、安定した笑い
そこからのこの落差と言いますか。
テンプレのある回答がある意味フリになって
突如放たれるこのスローカーブに
2人のお笑い棒は見事に大空振りをさせられ
ぐるぐると体ごと回転しそのまま地面にバタンと倒れ込む。
素晴らしいですよね。
まどかいじゅーさん、五反田たんたん坦々麺
コネナーさん、三反田がくる
なども不意打ち的に来ました。
こういう回答がいいよ！という意思表明ではありません。
皆さん今のスタイル全てがいいです。
しかしそれすらフリにしてしまう、こういう
どこから来たの系の語感いい系
素晴らしいですよね。
そしてさらに事件は起きました。
いつも全ての回答の中から
ベストオブ笑力をごうりんが選ぶのですが
ごうりんは笑ったよなって雰囲気だけ覚えていて
えーっと、にゃんころさんの、いいのあったよねーとか
ベストオブに選ぶくせに覚えていません
それくらい他の方の回答も素晴らしくごうりんの
脳は揺さぶられています。
ますちゃーも同じです。えっと、なんだっけなとまごつきます。
それもそうです、メールをすらすら紹介し
進行もし、回答にツッコミ、ますちゃーも本来3人が分業する業務をこなしています。
2人がなんだっけなとか言っているとき
ミッドアウターの観客たちをかき分け奥の方からズィッと
現れた人物がいました。
にゃんころもちさんです。
かたわらには、小さな子どものような生き物が。
バインバイン音頭ですか？
この、我がバインバイン音頭のことを言ってるんじゃないですか？
背中をぐいっと押され、横にいた
バインバイン音頭くんがさらに一歩前へ出ます。
ごうりんますちゃーも、そうだ！
バインバイン音頭だ！
とここで思い出します。
この、にゃんころさんのバインバイン音頭ですか？事件、私はしばらく忘れないでしょう。
面白いよなー。
ウケたという手応えがあったのでしょう。
皆さん忙しい日常の中で聞いてくれています
頻繁にコメントをしていたわけではなかったにゃんころさんが
ずいっと前に来て、この、バインバイン音頭ですか？
と言っている様子。会ったことないのに姿が浮かびます。
コーナー最後に流れる笑力のテーマに合わせて皆
でバインバイン音頭を踊りました。
いいこともある、だが同じように辛いこと、しんどいこともある。
バインバイン音頭を踊ればみな、平等です。
喜びも悲しみも、この音頭が同じように浄化してくれるのです。
そして心の中の小さなにゃんころさんがあなたに問うと思います。
バインバイン音頭ですか？
と。
さて、そんなノスタルジックと音頭の詰まった素晴らしいミッドアウトスマッシュ#88がなんとFMさつませんだいでのオンエアが決定！
10月9日（土）27時からオンエアです。
FMぷらぷらというアプリからも聴けるので是非聞いてみてね！
そして来週の10月14日(木)のミッドアウトスマッシュ#89は
ニシゾノマサト誕生日SPです！
10月13日に誕生日を迎え37歳になったばかりのますちゃーを
みんなでお祝いし、乾杯し、舞踏会で踊りましょう。
ちょっとした食事もあります、是非遊びに来てください。
誕生日おめでとうメールなどなどmidnightgetout@gmail.comまで、お待ちしています！
