2019年11月30日 第3回公開生放送〜エチュンドゥヌ宝〜

ミッドナイトゲットアウトハイパー#92

第3回公開生放送〜エチュンドゥヌ宝〜

 

録音放送を聞くには以下から飛んでください。

ミッドアウトハイパー#92 公開生放送 - ミッドナイトゲットアウトハイパー公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

2019年、11月30日土曜日。

 

関東チームスタッフ

福岡チームスタッフ、そして

鹿児島チームスタッフ

全てがここ、"こうなま"の地、鹿児島へと集まった。

 

万全なる準備

万全なる打ち合わせを終え

 

一同は荒田八幡宮へ赴いた。

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祈祷をするメンバー

モイなおきさん、ごうりん、マスチャー

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スタッフは何をお祈りされたのですか?と

メンバーに聞いてみた

 

当然「イベントの成功」との答えが返ってくると

思っていたが、彼らの答えは違った

 

 

「来てくださるお客様の交通安全だよ」

 

 

我々はハッとした。

この3人はイベントの成功は確信しているんだ、と。

そしてお客様のことを第一に考えている。

グッズやチケットバック、金儲けのことしか考えていない自分達を恥じた。

 

 

スタッフ陣もふんどしを締め直し

イベントへと邁進する覚悟が決まった瞬間だ。

 

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おみくじがあるよ、引いてみよう、と

おみくじを一枚引いてみることに。

おみくじを覗き込む姿は少年のあの頃のままだ。

 

ちなみに何吉だったかというと、、、

 

おっとここから先は言うまい。想像にお任せしよう。

 

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やがて会場の鹿児島市高麗町に佇むベーグル屋

COZYへと到着。

会場レイアウト、音響リハーサル、ベーグルの試食

本番に向けて抜かりない準備がなされる。

 

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会場のCOZYはとてもお洒落な雰囲気のカフェ

壁に飾ってあった絵を退かさせていただき

私の写真展スペースを確保した。

ミッドアウトの歴史を彩る彩度豊かな写真群。

タダで見せるには惜しい逸品達だ。

 

 

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ベーグルは一個190円ととてもリーズナブル

その上温めてくれたり

食べやすいサイズに切ってくれたりと

至れり尽くせりだ。味もとても美味しい。

 

 

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会場準備が整い、ビールで乾杯し

いよいよ開場。目を血走らせたミッドアウターが

続々と会場へとなだれ込む。

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その血走った目が優しい眼差しに変わる。

その視線の先にはごうりんのマネージャー東さんが描いた

ごうりんマスチャーの絵のウェルカムボードだ。

 

 

会場に来れないことを強く悔やんでいた東さん

しかし、東さんのマネージャーの域を超えたミッドアウトへ愛は

しっかりとウェルカムボードから滲み出ていた。

 

 

想いを背負って、俺たちは前を向いた。

有難う東さん。

 

 

各地から詰め寄せた

ミッドアウターが会場を埋め尽くしたその時

ステージに、にやけ顔で現れた男

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シンガーソングライターのわかまつごうだ。

 

演奏された曲は「真夜中の週末」

 

 

ミッドナイトゲットアウト創世記にOPナンバーとして

番組を支えた、我々やリスナーにとって思い入れの強い曲だ

 

そういう憎い選曲に、こちらもにやけずにはいられない。

 

 

ラジオをやっていて時々忘れそうになるが

シンガーソングライターとしてのわかまつごうは

人をにやけさせる、ニクイ魔法を持っていた。

 

 

会場がそんな魔法に包まれると

後追いでステージに現れたのは

我らがニシゾノマサト

 

働く日本の会社員100選2019

に選ばれたマスチャー

 

会社員でありながら、これだけのファンを引きつけ

今やごうりんと肩を並べ、いやごうりんすら牽引する姿は

全ての会社員に勇気と感動を与え続けている。

 

 

会場も力強い拍手でそんなマスチャーを迎えた。

 

 

ツイキャス用にとサムネイル写真を撮影する2人。

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普段は神奈川、鹿児島と離れている2人が

こうして一堂に会しサムネの撮影をしている

目頭が熱くなったのは私だけじゃないだろう

 

2人の会場限定爆笑セルフ前説が終わった後

一度2人はステージから降り

やがて音楽が鳴り始める。

 

ミッドアウト・ワールド・スウィング楽団による

「ミッドアウトハイパーのテーマ スウィングVer」だ!

 

迫力の生演奏、ミッドアウトの2人のトークに勝るとも劣らないグルーヴで会場を盛り上げる。

 

そして万雷の拍手の中、再登場した2人。

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この日発売になったエチュンドゥTシャツの黒が

よく似合う。

 

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さて、ひとたび放送が始まるやいなや

待ちきれなかった!とばかりに喋る2人

 

緊張というものはないのだろうか?

不安というものはないのだろうか?

 

まるで10年会わなかった親友が

互いの今までを話すかのような喋量。

 

もし、文字が目に見えたとしたら

2人の隙間にはびっしりとした文字天の川が

くっきりと見えていたことだろう。

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紹介と共にステージに上がった笑い声ゲスト

モイなおきさん

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彼のいるいないで、メイン2人の笑力は段違いに変わる。

ごうりんとマスチャーの2人は照れ隠しなのか

あまり多くは語らないが

モイなおき氏のことを深く信頼している

ということがこちらにも伝わってくる。

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会場には沢山の差し入れやお祝いのメッセージが。

その中に明らかに異質な、宝箱が置かれていた。

(上写真左側参照)

 

これはなんだろうね?と不思議がる2人。

 

しかし宝箱は2桁の数字ダイヤル付きの鍵が掛かっており

一切開く気配がない。

 

開かない宝箱に時間を割くほど暇な我々ではない。

気を取り直し、トークを先に進めることにした。

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最初のコーナーは

「ごごどん」

 

ごごどん総集編CDの宣伝のため現世に舞い降りた

剛郷隆盛ことごごどん、大久保雅道ことまさどん

薩摩最強大喜利偉人の2人による大喜利合戦が始まった。

 

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薩摩最強の大喜利スト2人が戦うとあれば

COZYが観客の笑いで吹き飛ぶのではないかと

私は心配になった。

 

 

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大喜利の答えを出す時、漢達はこうも

凛々しい顔になるのか、と思い知らされる写真2枚。

 

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僅差、僅差であったが観客のジャッジで

勝者はまさどん

 

COZYは鉄骨でできた屈強な造りのカフェだった為

笑いによって吹き飛ぶことは免れた

いや実際危ないところだったまじで。

 

 

 

ごごどんとまさどんが帰っていき、イベントは中盤戦へ。

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マスチャーがリスナーからのメールを一通紹介する。

 

今では告知ツイートばかりになった業務連絡男ごうりんを悲しむメール主

しかしごうりんも、かつては青い心の内を吐露するエモツイッタラーだった

そんな一通のメールから、彼の過去のエモいツイートを紹介していくコーナーが始まった

 

全てはまたエモい心を取り戻してほしいという

マスチャーからの魂のメッセージだった

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かつてのごうりんの心から紡ぎ出されたエモツイートの連続。会場で皆で見ていたから笑ってられたものの、もしも深夜3時に独りきりの部屋でこのツイートを見聞きしてたら、私は拳を天に突き上げ、大きく咆哮し部屋の外へと走り出していたであろう。

 

青春の、あの日の甘酸っぱい、言葉にできない衝動がマスチャーのフリップの紹介と共に突き動かされる

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会場は笑いと感動の入り混じったカオスな盛り上がりに包まれ

明らかに加速していく2人のギア。

 

 

 

そして反撃とばかりにごうりんの口から読まれる

一通のメール。

 

「まさとさんの音痴をどうにかしてほしい」

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2人による様々な歌も魅力のミッドナイトゲットアウト

その曲制作の裏側にマスチャーの独自の音感による

ごうりんの苦悩があった

 

ごーりん、マスチャー両氏のLINEでのやり取りを再現したフリップと共にその時送られたマスチャーの

衝撃的な歌の数々。我々の理解を超えた音感である。

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マスチャーとマスチャー嫁とのデュエットまで飛び出し、ほっこりとした笑いに包まれる会場。

 

しかし我々は知っている、マスチャーのその歌もまたミッドアウトの魅力の1つであると。

 

 

こうして盛り上がった両者の攻防を経て

イベントは終盤へ。

 

今回のイベントタイトルにもなっている大人気コーナー

「エチュンドゥヌ宝」

 

エチュードつまり即興劇を得意とする2人のことを

人はエチュンドゥと呼ぶ(東郷さくら氏原案)

 

 

まずはデモンストレーションとして

「エチュンドゥではない素人2人がエチュードをするとどうなってしまうのか」という演目が演じられた。

演じたのはモイなおきさんと、私スタッフK(私は前に出るタイプではないのですがとほほ)

 

お題は 「かごしまなまりの8番」

 

素人にしてはよくやった方だと思います

いや、むしろ上手くできたとすら思いました。

 

その後の2人のエチュードを見るまでは…

 

 

満を辞して現れたエチュンドゥの2人。

会場で事前に書かれたエチュードのお題を引く2人。

演じられた演目は

ポメラニアンの7番」

「安納芋(業務用)の2番」

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臨場感あふれるエチュード

2演目とも印象の違う

しかし味わい深いエチュードとなった

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音響スタッフを惑わさない「ここがオチだ」の表情

 

これにより音響スタッフは安心してBGMを上げることができた。

エチュードにおいてBGMをあげること、それはエチュードの終わりを意味する。

逆に言えばBGMが上がらなければ2人はエチュードの世界から帰って来れないわけで。

 

オチはここだ!と発する迷いなき2人の眼光

2人がエチュンドゥと言われる所以だろう。

 

 

大盛り上がりで終わったエチュードへのスタンディングオベーションが鳴り止まぬ中

エンディングトークのパートへ。

 

オープニングで触れた宝箱が気になってしょうがない2人。

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2桁の鍵をなんとか開けるヒントはないか?

待てよ、さっきのエチュードのBGMの番号、7そして2

まさかこれで開くわけがないよな、と試してみる2人。

 

するとガチャっと鈍く鍵の開く音が会場に響く

 

 

恐る恐る開いてみると

 

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こうなって

 

 

 

 

 

 

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こうなりました。

 

 

本番まで我々スタッフも

知らされていなかった大大大サプライズ。

 

ミッドナイトゲットアウト

FMさつませんだいで放送決定!!!

 

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会場はこのサプライズに大喜び。

 

 

ミッドナイトゲットアウトは2020年から

リニューアルし

ツイキャスラジオとして今までの形は維持しつつも

FMさつませんだいの土曜

深夜27時(日曜午前3時)から放送されることとなりました。

 

念願のリアルラジオ。

 

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このままの勢いでFMさつませんだいの

"偉い人"くすもとさんへと生電話

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本当に大丈夫なんですか?ということや下ネタを本人にぶつけました。打倒オールナイトニッポン!をFMさつませんだいさんはミッドナイトゲットアウトで勝負するそうです。大丈夫か、おい。

 

 

今のまま変わらないスタンスでやってほしい

 

 

ととても有難い言葉をいただきました。

囲い込まれました。

 

 

来年もミッドナイトゲットアウトから目が離せません。

我々も付いていきましょう。振り落とされないように。

 

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びっくりサプライズも大成功し最後の最後は

Wow war tonightン」の演奏で締め

 

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"いつの間にやら仲間はきっと増えてる

明日がそっぽを向いても走りまくれよ

そうしてたまには肩を並べて飲もうよ"

 

Wow war tonightン」歌詞より抜粋

 

 

 

今回の公開生放送、会議段階では難航を極めた。

前回第2回公開生放送の達成感、団結感に囚われたのか

珍しく両トップであるごうりん、マスチャーの意見は割れた。

目を合わさなくとも同じイメージを共有する2人のイメージが重ならない

 

距離の離れた2人は電話で何度も何時間も何時間も話し合った。

マスチャーは会社と子育ての合間に

ごうりんはライブとレッスンと釣りの合間に

時間を合わせ2人は額と額を付き合わせイメージを擦り合わせた。

それは前日の夜まで続く。

 

冒頭で

彼らに迷いはないのか?恐怖はないのか?

と書いた。

 

しっかりとあった。

 

彼らは迷い、彼らは恐れた。

 

 

 

そして、それに勝ったのだ。

 

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いつのまにやら仲間は増えてる

 

出会ったのが中学生

 

 

 

その時からやっていた深夜のラジオごっこ

 

 

時を超え、思いを携え、ツイキャスの番組として2人で始めたミッドナイトゲットアウトは

ついに大人達を巻き込んでFM番組として

故郷さつませんだいに響き渡る

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「第2回より、思い入れの強い公開生放送となった」

と打ち上げでビール片手に語るのはマスチャー。

 

 

第4回、第5回と続いていくであろう公開生放送は更に更にと素晴らしいものとなっていくであろうとスタッフの私も確信する。

 

 

これからもっともっと笑わせてもらって

もっともっと泣かせてもらえるのかと

未来が少し怖いくらいだ。

 

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第3回公開生放送〜エチュンドゥヌ宝〜

ここに完結。

録音放送を聞くには以下をクリックして下さい。

ミッドアウトハイパー#92 公開生放送 - ミッドナイトゲットアウトハイパー公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

 

 

 

 

 

本番を終えて、ミッドアウターとの交流会

二次会を終えて宿へと付いたのは深夜2時過ぎ

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会場の皆さんから頂いたエチュードお題は

スタッフ全員で全て美味しくいただきました。

 

 

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