2024.4.4 スマッシュ#213 三千世界

 

みなさん

おはようございます

こんにちは

こんばんは

 

ご無沙汰しておりました、フリーライター

記事書 本気(きじかく まじ)

です。

 

私は一度、ミッドナイトゲットアウトの通算100回記念公開生放送のとき、

パンフレットに寄稿させてもらった際、

そのときは、ミッドアウトのことを

「まだ無名だが、内に爆発力を秘めており、注意が必要」

と評したこ過去がある

 

あれから約5年

そのミッドナイトゲットアウトは、ミッドナイトゲットアウトスマッシュ

に名を変えて、この度、通算8周年を迎えるらしい。

 

久しぶりいに放送を少し覗いてみたが、FMさつませんだいでの放送が始まったとはいっても、リスナー数、放送規模は5年前とそう変わっていない。

 

言い方を変えれば5年間その場で足踏みをしていることになる。

変化が速い現代社会において、この足踏みは致命傷だ

今回のレビューは、ミッドアウト8周年記念放送へ向けたPRに一環として、

盟友楠元氏からオファーを受けたものである。

 

私は忖度ができない漢だ。

楠元氏には申し訳ないが、厳しい言葉を並べざるを得ないだろう。

 

 

ここから先は批評を含めて、完全なネタバレゾーンになります。

まだ本編未視聴でネタバレは困るというかたは、ここで戻るボタンをクリックするか、

下に、私が違法アップロードしたツイキャスリンクがあるので、

そちらで一旦視聴してか再度続きを読んでいただきたい。

 

 

〇あのさトークセクション

採点 8点/10満点中

寸評

今週は、ショートあのさ形式の三本立ての内容であった。ショートあのさは、オムニバス形式のショートストーリーなので、リスナーは聞きやすい、スッと話が入ってくるというメリットもあるが、逆に満腹感が得られにくいという面もある。

今回のあのさトークは、1本目から3本目に向かうにつれて、徐々に心の内面にフォーカスした話にシフトしており、3本のオムニバス形式ではあるが、3本まとめて一本の話であるようなグラデーションがかかった内容することで、満腹感も得られやすい構成となっていた。話したいことを話すというコンセプトのラジオではあるが、その中でも、聞く人に楽しんでもらいたいという話しての意図が伝わってくる内容であった

 

詳細

-第一話 三千世界 7/10

あっさりした内容ではあるが、フォロワー3000人越えを、ワンピース ゾロ の必殺技に例えて表現をするセンスが光る

 

-第二話 いいかげんにしなさい3 9/10

これまで語られてきた、いいかげんにしなさい シリーズに習い同じオチになることを、あえてタイトルで匂わせ、クライマックスのミスリードを誘う手法がとられている。あ、今回は怒らないの?と、思わせて結局最後は いいかげんにしなさい で締める。いいかげんにしなさい ファンも納得の構成であった。タイトルを先に提示するショートあのさだからこそできる技。筆者も舌を巻きました。そう、カメレオンのように

 

-第三話 何がいいたい?  9/10

前の2作とは異なり、内面の話。自分の性格の欠点について、吐露した上で語りあう。

人生ラジオ ミッドアウトの特徴のひとつである。

この話のとき、前のめりで話し出すごうりんの姿も印象的

どこかで言い古されてきた内容なのかおしれないが、自分の言葉として本音で語る二人のトークを見て、このラジオの幹の太さを感じました。そう、ゾウのように

  

〇8周年直前緊急プレヘディング家族

採点 6.5点/10満点中

寸評

次週放送される8周年記念ミッドアウトSPは、8周年記念ヘディング家族が行われるということで、その練習としてプレヘディング家族が実施された。

久々のヘディング家族ということで、どこかぎこちなさもあったが、

二人がヘディングでリフティングを行い、ボールが飛んでる間にポエムが流れるという、独特すぎる世界観は、ミッドアウト初期からの真骨頂であると言っていい。

次週の8周年放送、サプライズ好きな二人なので、何かさらなる仕掛けがありそうだ

ラジオを聞いた筆者にも、鹿児島の神奈川を往復するボールが描く美しい半円のアーチが確かに見えた。そう、クジャクのような。

 

〇笑力~氷の大地~

採点 9/10

正直、筆者は腰を抜かした。

5年前は、自分で作ったメールを自分達で読む、自転車操業コーナーが普通だったミッドアウトだったが(それはそれで異常さが面白いが)、今では、本物のメールを読む大喜利コーナーが実現できているのだ。

ミッドアウトが始まった当初、いつかリスナーからの本当のメールで大喜利やって笑たい。と語っていた二人の夢は、もう実現していたことになる。

大喜利としては普通だが、氷で閉ざされた大地を溶かす炎とすることで、ネタを競い合うのではなく協力するスタンスとなり、大喜利投稿初心者への間口が大きく開けていることが特徴であるともいえる。そう、カバのような間口

 

〇女将~笑顔の居酒屋~

採点 8/10

チャーマスの脳内にある、カープ好きの女将が切り盛りする小さい居酒屋

そこに皆で集まって名物女将に話を聞いてもらうという

これも独特な世界観が魅力のコーナーだ。

BGMに合わせてせり上がる女将の凛々しさ。まさにフラミンゴのようであった。

 

〇総評

採点 9/10

随所にリスナーが、そしてパーソナリティーが、楽しむ仕掛けが施されており好感が持てる。昔、ある人がミッドアウトをパーソナリティーの二人が檻の中でじゃれ合うのをリスナーが外から眺める、

動物園ラジオ

と評したそうだが、今現在ではその檻の扉はひらかれ、リスナーも自由に中に入ることができる、

ふれあい動物園ラジオ

へと進化を遂げている。

冒頭は、私はリスナー数から、5年足踏みをしているラジオと書いたが、これは一つの見方に過ぎなかった。5年間踏まれた地面はしっかりと固まり、強固な地盤となっているようだ。踏み固められた地面を蹴って、高く飛ぶ準備は着々と進んでいる。

 

そうなミッドアウトスマッシュは次週8周年記念スペシャルを迎える

見逃さないようにチェックして頂きたい。

 

 

その前に、

4/6(土) 27:00~ FMさつませんだいにて

ミッドアウトスマッシュ#213のディレクターズカット版が放送されるので、

こちらにも注目して頂きたい。

 

<この項 了>