2024.4.11 ミッドアウトスマッシュ#214 ミッドアウト8周年記念ヘディング家族

 

f:id:midout:20240412145336j:image

 

今週もお聞きいただき

ありがとうございました。

 

いつも周年を祝う時は

また普段とは違った

なんとも言えない感慨深い

気持ちが湧いてきます。

 

本当に皆さんに

支えられての8年間でした。

 

そんな8周年記念回を

今回は振り返っていきましょう。

 

ミッドナイトゲットアウト8周年記念SP① - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

 

 

 

f:id:midout:20240412163353j:image

タキシードに身を包んだ

ごうりん、マスチャーは

今回の特別回でも穏やかな表情。

 

緊張している僕をよそに

前室で談笑しています。

 

蝶ネクタイが

曲がってるよ、ごうりん。

 

サスペンダーが

とれちゃってるよ、まさちゃん

 

 

中学三年生の頃からの親友の二人。

今年で彼らが出会って25年目。

 

そんな二人が毎週、ネット上の部屋で集い

トークをする場所。

 

それがミッドナイトゲットアウトという

名前がついた場所だった。

 

二人にとって、そこはとても大切で

かけがえのない場所だった。

 

 

お笑いラジオが好きで

喋るのが大好きだった

ごうりんは、2016年4月

まさとさんに声をかけ

ラジオに誘う。

 

 

ごうりんは話す。

 

 

楽しい話をするなら彼だ。

 

彼のトークはいつも格別だった。

彼の言葉は、彼が言うから面白い。

活字にするとその半分も面白さが

つたわらないだろう。

 

独特の間と表情

 

ニシゾノマサトという男は

最初から完成されていた。

 

 

 

マサトさんは言う。

 

ごうりんは情熱お化けだ。

 

やると決めたらとことんやる。

時間も労力も惜しまず

一ミリの前進のためでも

腕を全力で振るう。

それは音楽や絵など

仕事にもなっているあれこれからも

みんなもご存知だろう。

 

その集中力、その全身全霊さ

ミッドアウトの様々なワークは

その彼の情熱から全て生まれる。

 

 

 

8年、走ってきた。

31歳だった二人は39歳になっている。

 

放送開始当初

まさとさんの第二子は

生まれていなかったし

ごうりんは結婚もしておらず

子どももいなかった。

いつまで続けるとか

そんなビジョンはなかった。

ただ、こうしたら面白い。

ああしたら面白いをぶつけ合っていたら

ここまできていたっていう感じだ。

 

今回のあのさトーク

 

ごうりんは悩んでいた。

放送が始まる前に穏やかに

話していたごうりんも

すこし顔がひきつっている

ようにも思えた。

 

"自分のことを面白いと思っていた。

でも最近

そうじゃないんじゃないかと思う"

 

そんな話だしから

ごうりんのトークは始まる。

 

 

これは一見めちゃくちゃネガティブな

言葉にも聞こえる。

 

しかし、彼の話す口調は少し違いそうだ。

 

 

以下、放送後に記された

ラジオ航海日誌に記された文からの抜粋

 

 面白くないといけない、

 と思っていた。

 わかまつごうは歌もできるが

 トークも面白い

 どこか尖っていて

 みんなとちがう視点を持っている。

 そうでなければいけないと

 いつからか彼は自分に

 課していたのではないか。

 

 その自分への課題が

 いろいろな素晴らしいものを

 産んできたことは間違いない。

 素敵な勘違いは

 時にいい仕事を生む。

 

 時がたち、結婚し子どもが生まれ

 幸せが日々を包む一方で

 僕は戸惑っていた。

 

 

 自分のためにだけに時間や労力を

 全身全霊使うわけにはいかなくなった。

 

 一時期、ミッドアウトの

 制作作業のためだけに

 めちゃくちゃ時間を使っていたと思う。

 手間をかけたらかけるほど

 その面白さは磨かれていった。

 ほどほどでいいが、とやってみると

 不思議とほどほどにしかならなかった。

 

 僕は、自分は面白い人間だという

 仮面をつけていくことが

 困難に感じていた。

 

 同時に、その仮面をつけていない

 ただの39才の自然が好きなおじさん

 であることにも心地よさも感じている。

 

 

 だから、俺は面白くなくていいんだ

 "面白い"を自分に課す必要もないよな

 

ごうりんの日記から

ごうりんの戸惑いとそして希望

様々な感情を見て取れる。

 

これは8年という月日の中で

生まれてきた変化だろう。

 

あのさトーク冒頭の言葉

僕はは面白くないんじゃないか

 

という言葉はそういう

意図があってのことだったんだろう。

 

 

まさとさんはその変化に理解を示している。

 

まさとさんの放送後記ブログ

まさちゃんの裏ミッダウ日記より抜粋

 

 ごうりんのあのさトーク

 最近のトークの感じ

 俺は本当は理解を示している。

 だが俺にとっての

 ミッドナイトゲットアウトという

 小屋は面白い話をしあう場所。

 面白いワードというカードを

 互いに出し合うゲームを

 するような場所だ。

 

 中略

 

 おじさんの素直な日常をありのまま話して

 誰が喜ぶんだ

 そういう意識もあるのかもしれない。

 最初からスべりにいくのはだめだ

 それと一緒で

 自分で面白くないと最初から

 認めるのには違和感もある。

 

面白くない自分もいいよなと語るごうりんに

理解は示しつつも

"いや、俺の方が面白いぜ

そりゃ、面白ワード攻撃表示!"

という姿勢で挑んできて

欲しい気持ちがあるんだろう。

 

 

二人は互いを理解しつつ

少し掛け違えているボタンのように見える。

 

 

こんな時はあれしかないな。

 

ああ。

 

バムバム。

 

 

僕たちはいつも

すれ違った時

意見が食い違ったとき

バスケットボールをヘディングしあい

互いの心をぶつけ合ってきた。

 

 

夜空は晴天。

星がよく見える。

 

ヘディング家族日和だ。

 

 

 

リスナーのみんなも窓を開けて

二人のヘディングするボールを眺めていた。

 

ごうりんとマスチャーがヘディングをし

ボールが神奈川と鹿児島を行き来する。

 

ヘディングを重ねるたび

二人の心のズレが戻っていくのがわかる。

 

バスケットボールでの

ヘディングは不思議だ。

 

ひとはつい硬い頭で考えてしまう。

ヘディングすることによって

カチカチに固まった頭がほぐれ

シンプルな本音が飛び出す。

 

 

このヘディングが続いた数の年数

ラジオが続くかもしれないね。

 

みんなはそんなおまじないも

このヘディングにかけていた。

 

できることなら永遠に続いて欲しい。

だが必ず終わりは来るのだ。

 

 

だからこそ、今を一生懸命生きる。

 

 

皆、涙を流し、夜空をかかるボールを眺めた。

 

 

男って、、、バカね。

バカみたいに抱きしめたいわ

 

あいつらぁでかくなるな

ああ、俺たちの若けぇときにそっくりだ

 

不器用なのよ、お互いな

ただ抱きしめ合えばわかるってのに

わざわざこんな方法でしか

分かり合えないんだから

 

俺もこんな友達がいたらな

喧嘩できるって、、、いいよな。

 

アオマル、よく見ておけ

人間という生き物の、泥臭さ

そしてその美しさを、だ。

 

 

バスケットボールを

ヘディングする

しかも鹿児島と神奈川の距離を

飛ばすわけだから

限界はすぐに訪れる。

心の晴れやかさとは裏腹に

二人の頭は限界だった。

 

ボールがふと、ずれた方向に飛んで行った。

 

 

もうよくやったよ、諦めよう

 

誰もがヘディング家族の終了を覚悟した。

 

 

ごうくん、まさとくん

頭のことなら僕に任せてよ

 

 

この声は!?

 

美容師であり画家の

かわなべひろきさんだ。

 

ミッドアウトへの想いも述べてくれつつ

間一髪のところでボールを繋いでくれた

かわなべさん

 

 

 

ボールは度々あらぬ方向へ飛んでいく

 

その度に駆けつけてくれる助っ人たち。

 

 

ごうさん、まさとさん

2台目女将、中村千尋にヘディング任せて

 

水くさいなぁ二人とも、

言うてやってますけど

どうもみんなの恋人役所タケシです

 

本当に愉快な二人ですね

どうも、ごうりんの元マネージャー東です

 

楠元"お笑い部長"貴宏です

 

パパ、がんばれー

西園家

 

ゲーム作りました!ZiKUです。

 

ラジオ、あいがと、ことは

フォッホッホ

ボールヘディングするでアール

ことみ男爵

 

ミッドアウト帯番組

採用担当もりさですよー

 

スタッフKこと、木村です。

個人名にはピーを入れてくださいね

 

前畠俊二ですよ、いやぁ長寿、長寿!

 

結婚しました、ムーかおりです、

ゐとうれす(酔い)

 

 

各地に散らばる仲間達が

駆けつけてボールを繋げてくれた。

 

皆、涙出前が見れなかった。

 

 

始めた時は二人だけだったんよ。

たったの二人で夢中で話してた。

 

ボールが逸れることもある。

今なら、仲間がいる。

 

仲間が繋げてくれたボールは

もう一度マスチャーへ。

 

ごうりんとだからここまでこれた。

いつも刺激をもらってる

ごうりんより面白いこと言いたいってのが

俺の根底にある

(だから自分で面白くないとか言うなよというのもある、だけど、面白くないと言いたくなる気持ちも理解している)

これからもよろしく。

 

 

 

1番素直な心で放たれたボールは

ライナーのように一直線に

ごうりんのもとへ。

 

ごうりんの頭にボールがめりこむ

 

とうに限界は超えている。

 

そのボールをごうりんは弾き返した。

 

まさととやってるから、

予想外なことが起きる。

俺一人では予想外のことは起こらない。

予想外なことが起こるから、面白いんだ。

今はリスナー達も参加してくれて

もっと予想外のことが起きるようになった。

これからもよろしくたのむ。

 

ごうりんの表情は晴れやかだった。

 

 

f:id:midout:20240412163321j:image

タオパイパイが石柱に乗って飛んでくるように

ごうりんはバスケットボールの上に乗って

まさとさんの元へ。

二人はハイタッチをし

そして抱き合った。

 

互いのズレをわざわざうめなくていい。

それぞれが違う人間だから

綺麗にハマってばかりはいられない。

ただ、そこを見て見ぬ振りしたり

ぶつかるのを避けていてはいけない

そのズレこそが面白みであり

そのずれを楽しむ。

 

僕たちは違うから面白いんだ。

 

 

この空に輝く満天の星達も

みんな違う輝きを放ってる。

 

これからもミッドアウトという名の

夜空を眺めよう。

 

ここで音楽が流れる。

 

 

天体観測ンの演奏。

 

f:id:midout:20240413163407j:image

f:id:midout:20240413163416j:image

f:id:midout:20240413163424j:image

 

そしてそこに集合する仲間達。

ごうりん、マスチャーを囲い

リスナーも、仲間達も

一緒になって歌う

無邪気な末広がりな笑顔だ。

 

8という数字を横に倒すと

♾️という字になる。

 

彼らの生み出すパワーも

この時間の尊さも

♾️なのかもしれない。

 

そして、♾️という字は

二人が寄り添って

並んでいるようにも見える。

二人は隣同士がよく似合う。

ズレや変化を楽しみながら

ふたりには並んで話してて欲しい。

 

 

ミッドナイトゲットアウト

8周年、本当におめでとうございます。

f:id:midout:20240412145336j:image

 

 

 

 

 

PS

今回はヘディングの間に笑力氷の大地のコーナー、ニューヨーク編が行われました。

 

ニューヨークだからと言って

はしゃがない精鋭部隊たち。

 

 

強力な氷でしたが

見事みんなで力を合わせ

氷を溶かしたのでした。

 

次回は東京の氷を溶かします。

お題は

朝起きて最初にしてはいけないことを教えてください

 

です。

東京、首都の氷溶かしちゃいましょう。

ニューヨークをも救った我々のチーム

怖いものはありません。

(ゴースト以外)

 

 

 

 

そんな感動水陸空♾️の今回の

ミッドナイトゲットアウトスマッシュ#214

 

2024年、4月13日(土)27:00より

放送、(予定です)