2022.10.20 ミッドアウトスマッシュ#140 ラジオやり○○

 

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ミッドナイトゲットアウトを

ご愛顧ありがとうございます。

 

今回の放送も楽しく2時間駆け抜けました。

 

見逃した方のための放送のトークンを置いておきます。ラジオでの2人の音声を完全再現してくれます、こちらでご確認ください。

2022.10.20 ミッドナイトゲットアウトスマッシュ#140 ラジオやり〇〇 - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

 

穏やかに進むと思われました。

オンラインフェスがあり、マスチャー生誕祭があり、それらが終わり、完全に落ち着いた、振り返り放送になるかと思われた。

(それはそれで楽しいのですが)

 

 

しかし、今回あのさトークを買って出た

マスチャーは、新たな展開へとトークの舵を切るのです。


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チャーマスがレインボウTをフェスまでに買えてなかったという問題が以前取り沙汰されました。

ごうりんも購入が間に合わないかと思いきや、何らかの奇跡が起きてごうりんのTシャツは間に合う。

 

このことによって2人のTシャツ問題にねじれが生じ、やたらとごうりんは強気に、「謝罪だな」「ユニクロでTシャツ買って手描きでレインボウと描くしかないでしょ」とマスチャーを詰めてきました。

 

 

しかし、ごうりんはこのTシャツを後払い決済で買っており

あろうことかその支払いを失念。

スズリを運営するGMOさんから

あのー、Tシャツ代、まだっすか?

というメールがきてこの問題が発覚。

 

「お前は万引きしたTシャツ着て偉そうにしてたのか」とチャーマスの反撃が始まります。

 

ごめん忘れてたのよ、とおどけるごうりん

 

 

 

チャーマスはまだ手を緩めません。

今日のごうりん#32 2022/10/19

時間のある方は上のリンク「今日のごうりん#32」をご覧いただきたい。

最近ごうりんが毎日上げているブログで

生活や、描いた作品や展望などを語っている

このブログとはまた少し味わいの違うブログだ。

 

 

読んでもらうのが一番いいと思うが

山下冗談なる人物とアー写撮影に出かけたごうりん

山下冗談さんといえば川内出身の詩人・カメラマン・デザイナーでかなり異質な空気を纏った人物

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その冗談さんとの撮影の合間の移動中

車内でいろいろ話すその話が

"まるでラジオだ"

とこのブログには綴られている。

 

 

ちょっと待ってくれ、どこかで聞いたことある

文章なのよ

 

 

ここでマスチャーのツッコミが入る。

 

 

 

このブログでも何度も使われている表現

 

ごうりんとチャーマスの2人が揃い

話すだけで

それはラジオとなる。

 

 

酷似している。

 

 

マスチャーと遠距離ラジオ恋愛なのをいいことに

 

ごうりんは"近場の達者者"冗談さんと

ラジオ浮気をしていたのだ。

 

 

くすもとさんともラジオをしているごうりん。

 

しかしそこにはどこか業務的な

 

"2人がそろえばラジオになる"というような表現はなされない。(ごうりん本人の口から)

 

しかし今回の冗談さんとのやりとりの表現は実に生々しい。マスチャーの代わり見つけた、とでも言わんばかりである。

 

 

ラジオやり○ンなんて単語も飛び出す始末。

 

 

たしかにごうりんはラジオとなるとどこでも駆けつけ、すぐにほいほい喉を開く。

 

 

なかでも冗談さんとはラジオやりたいよねーなんて話もしているらしく、その辺は注視が必要でサミットアウターの皆さん。

 

 

ラジオ恋愛三角関係、この後どうなっていってしまうのか、目が離せませんね。

 

 

 

 

笑力、ごうりんスイッチ、安定の盛り上がり。

みなさんいつもメールありがとうございます。

 

 

 

 

 

そして、オンラインフェス・レインボウでの

ゲスト私物プレゼント企画

現在プレゼントを集めている最中です。

 

再来週、11/3(木)22:30のツイキャス

大抽選会を行いますので

プレゼント希望、と件名にかいて

midnightgetout@gmail.comまで

お送りください。

※11.2(水)締め切り

※プレゼントの指定はできません

 どれが当たるかその辺も楽しみましょう

 

 

私物プレゼント振り返り

 

・ZiKUさん

サイン入りパソコン用コントローラー+巾着袋

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・前畠さん

ラーメン大好き前畠さんサイン入り

私物どんぶり

 

中村千尋

サイン入りピック

 

・山本じゅんや

サイン入りレモンシェーカー

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・楠元さん

????

 

・前田晃希

イシヲモタナイ君Tシャツ

 

 

2022.10.13 スマッシュ#139 チャーマス生誕祭2022

 

今週もお聞きいただきありがとうございました。

120%完全燃焼した第二回オンラインフェスの翌週の放送ということで、

ゆったりと振り返り回を、、、

と行きたいところでしたが、暦はそうはさせてくれませんでした。

 

そう。

放送日は10/13 我らがチャーマスの38回目の誕生日なのです。

これはオンラインフェスに匹敵する大切な日。

 

確かに、疲労が無いと言えば嘘になります。

それでも楽しいことは全力で

をキーワードに、チャーマスの生誕祭も全力投球で放送させていただきました。

 

惜しくも聞き逃したという貴方

オンラインフェスの翌週、疲労で聞けなかったというあなた、

そんな諸君のために、ツイキャス版の録音を残しておきました。

 

今週はチャーマスのめでたい日ということで、完全無料で公開します。

是非、あの感動を、爆笑を、その耳で確かめてみてください。

 

 

チャーマスのハピバでめでたい日だというのに神妙な面持ちのごうりん。

この日はそんなごうりんのあのさトークからスタートしました。

 

心の底から誕生日を祝うために、整理いことがある。。

 

SNS(Twitter)の拡張アプリを使用して、閲覧傾向などのデータ分析を試していたごうりん。アーティストとして、SNSをもっと有効活用するための積極的な姿勢に目から鱗なのですが、データーというのは時に残酷なもので、知りたくない現実も、無機質に提示してきます。

 

TwitterのフォロワーがXX人減りました。

Twitterで○○さんからフォローを解除されました。

 

毎日、機械的に報告してくるデータマシーン。

内容によっては少し気が重くなるヘビーな内容です。

 

Twitterで○○さんからフォローを解除されました。(まあ、でも業者アカウントですから気にする必要はありません)

 

等、一言添えてくれれば、かなり気も楽になりますが、その辺は所詮心を持たないマシーンというわけです。

 

10/1、公開生放送が目前に迫ったある日、マシーンは衝撃な事実を報告してきました。

「10/1 まさと(マスチャー) さんからフォローを解除されました」

 

思わず目を覆いたくなるショッキングな内容。バイオハザードもビックリなR-18指定です。

 

まあ、恐らく間違ってタップしてフォロー解除しただけだろう。。。

とは思いつつも、それから2週間たっても再度フォローはされず、

どうしても嫌な予感も脳裏をよぎります。

 

果たしてチャーマスがフォローを外した真の意味は。

フォローックは再びされるのか?

その辺は放送を聞いて確かめていただきたいところです。

 

 

あのさトークが終わりいよいよ本編。

チャーマスの誕生日を祝おうとミッドアウター達は、パーティー会場の

「龍虎の間」

に集まっています。

去年は、誕生パーティーの最中であの事件が起こってしまいましたが、

今年は、そのようなトラブルもなく和やかにパーティーは進行していました。

 

参考


会場に届いた、数多の祝電(メール)がごうりんによって読み上げられます。

祝福のメッセージの数々にご満悦な表情のチャーマス。

お礼と言わんばかりの投げキッスでリスナー達は悩殺寸前。

リップとリップが擦れるだけでこんな甘美な音が出せるのでしょうか。

人間の可能性は無限ですね。

 

約8時間後、お祝いメールもついに後一通になりました。

その間ずっと立って拍手を送り続けていたミッドアウター達も、疲労の色が見え始めています。

 

おや。

なにやら他の祝電とは様子が違います。

地図のようなものの中心に×印と宝箱の絵

どうやら宝の地図のようです。

 

「パーティーは終わりだ、これから皆で宝探しだ!!」

 

企画は急遽変更。

入口になぜか用意してあったマイクロバスに乗りこみ、皆で地図の場所を目指して出発するのでした。

 

そう。

ミッドアウト始まって以来の大冒険活劇が幕を開けたのです。

 

地図が示したのは、大きな洞窟。

その先に宝が眠っている。

 

ごうりん、チャーマス、そしてミッドアウターは待ち受ける困難に対し、

ときに衝突しながらも対応策を話合い、多数決にて行く道、行動を選択しながら

進んでいきます。

いわゆる、かまいたちの夜のようなサウンドノベル形式です。

 

待ち受ける大岩、開かずの扉、猛獣、女将。。。

 

数多の試練をどう乗り越えたのかは、本編を聞いて確認していただくとして、一行はついに、宝箱のもとにたどり着きました。

 

数々の犠牲がありました。

皆の絆がなければ到底たどり着くことは不可能でした。

誕生日男、チャーマスが宝箱を開けましたが、、、、

 

中身は空。

 

騙された。

と、ごうりんチャーマスはその場に寝転がって空を見上げます。

 

「ははは。」

二人はその場で笑いだしました。

 

「見てみろよ、空、満天の星空」

 

そうです。山奥の洞窟を抜けた先には、

満天の星空が二人とミッドアウターを迎えていたのです。

 

「この風景こそがなによりの宝。。だな」

 

ワンピースのオチだとしたらかなりのブーイングがおこりそうな内容でしたが、そこには清々しい空気が流れていました。

 

「ほら、ミッドアウター達もこっちに来て一緒に星眺めてみろよ」

「ん?どうしたんだ?ほら、こっちきてみろよみんな」

「え?星ならもう見てる?ごうりんとチャーマスこそが、大地に輝く地上の星?」

 

煌びやかな世界、数十万のフォロワーを抱える人気配信者が夜空に輝く星とするならば、ともに苦悩し、笑いあいながら同じ目の高さで輝く二人は地上の星

そんな二人が好きだから、オレ達はここまで付いてきたんだ。

照れ隠しをしていましたが、ミッドアウターの目は明らかにそう言っていました。

そう。確実に。

 

 

 

 

 

先週はオンラインフェスでしたが、今週のミッドアウトもミッドアウトっぽさが出ててメチャクチャ面白かったです。

用意してたものが皆の悪ふざけとかによってさらの面白いものになっていく感じが最高でしたね。正直言って、トロッコのところはまだまだゲームオーバーになりたいくらいでした。

誕生日おめでとうメールの数々もチャーマスとても喜んでいました。

単なるサラリーマンがこんなに祝ってもらえるなんて、当たり前じゃないです

 

ごうりん誕生日回恒例の仲間割れ

チャーマス誕生日回恒例のサウンドノベルラジオ

 

恒例なものが増えてきました。年輪を感じます。

今月末は恒例のトリックオアトリートのアレもあるかもしれません。

生きてるかな?男爵

 

そんなこんなミッドアウトスマッシュ#139

チャーマス生誕祭のディレクターズカット版は

10/15 27:00~

FMさつませんだいで放送されます。

FMぷらぷらというアプリを使えば全国どこからでも聞くことができるので、是非とも聞いてくださいね。

 

 

オンラインフェス2「RAINBOW」にてゲストの皆様からいただいたプレゼントの抽選方法については、来週の放送で発表予定ですのでこちらもお聞き逃がしないようよろしくお願いします。

 

それではまた来週お会いしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.10.1 オンラインフェス2022"RAINBOW"③

ミッドアウトオンラインフェス

"RAINBOW"特別ブログ小説

『虹架人閃』

最終話  虹を見たかい?

 

 

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煌びやかなオンラインドームのステージ

スポットライトを浴びるのは

ごうりんとチャーマス

ミッドナイトゲットアウトのメインを張る

看板スター2人。

 

 

さあ、ミッドアウトオンラインフェス2022

"RAINBOW"最初のゲストはこの人!

 

ラジオのカリスマZiKUーーーーーーーーーー!!!

 

 

 

 

扉が開くが、そこには誰もいない。

 

 

あれ?おかしいな

ごうりんチャーマスはもちろん

観客達の頭にハテナマーク。

ざわつき始める。

スタッフが慌てているのがわかる。

インカムが飛んできて、それが聞こえた

 

 

「ZiKUさんいません」

 

 

 

SkypeスタンバイルームにZiKUさんの姿がない

なんらかのエラーか!?

どこだ!?

ジクさんはどこにいるんだ!??

平成を保とうとするミッドアウトの2人の

顔もこわばっている。

 

そんな時かすかに声が聞こえた。

ZiKUさんのものだとすぐにわかった。

 

そっち向かってっから!

 

登場するはずのSkypeルームの前ではなく

LINEルーム前に待機していたというのだ。

スタッフとの連携ミス。

LINEルームからSkypeルームへは走っても5分、いや10分はかかる。

 

スクリーンには足を引き摺りながら

走るZiKUさんの姿。

観客席からはサライの大合唱が。

 

感動に涙するものも多かっただろう。

 

やがてZiKUさんが登場。

会場は割れんばかり拍手に包まれる。

抱き合う3人。

 

普通なら、このミスを責めるボケの一つや二つ言いたくなる場面だ。しかしZiKUさんは嫌味ひとつ言わず2人をトークで抱きしめた。

 

これがラジオ皇帝の器。

 

逆によかったわ。

 

 

そんなはずはないのに彼は

感謝すらする姿勢を見せる。

そして3人でのトークセッションが始まる。

 

 

ごうりんはZiKUさんのTwitterでの発言をいじり始める。

ミスした側のとる態度ではないが

そこはさすがごうりん、人の懐にどんどん入る

横柄さがある。

 

その失礼ないじりにも真摯に、そして面白さを増幅するように返す皇帝。

 

 

そこですかさずチャーマスが追撃のように

Twitterをまた引用し話し始める。

 

チャーマスのこのギアの上げ方、前のものに乗っけてさらに大きくしていくトークのM&A力はとんでもない。

 

さらにそれをZiKUさんがツッコミ

大きな笑いにしていく。

 

気がつけば冒頭のミスの雰囲気中からもない

新曲の弾き語り、そして無茶振りの私物プレゼント企画。完璧な流れでZiKUさんの出番は幕を閉じた。

 

嵐の船出だった。

空は雨雲に覆われ

海は荒れ模様。

 

しかしそこに一筋の光が差した。

赤色の光。

まだ弱々しいが

しかし暗闇を照らすには十分な希望の光だ。

強く運命を切り開く勇気の出る色だった。

 

 

いやぁさすがすごかったねジックンは。

そんなことをごうりんチャーマスが

話していると

 

ピアノの音色が耳をつんざいた。

 

オンラインドームにいたはずの2人と観客が

急にスーパーのような場所にワープさせられた。

 

ここは!?

 

ラッセだいわ!?

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そしてピアノの音色が止まると

 

また皆、オンラインフェスドームへと戻った。

 

この現象は一体

 

 

 

奥からピアノを肩に担いで現れた男

そう、彼こそが2人目のゲスト

 

山元じゅんやだった。

 

 

君の仕業だったか、どうりで

 

 

ああ、まるで本当にプラッセだいわに

いるかのようだった。

 

 

ああ、すごいね。

 

 

いえ、僕は大したことはないです。

ただ凄いのは音楽の力なんでしょうね。

 

 

そういうと彼はまた別の曲を奏で始めた。

 

 

そして景色がドームから変わっていく

 

 

ここは!?

 

見覚えがある

 

ここは、そうだタイヨーだ!

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100均市のテーマ、タイヨーのうた

 

 

 

まだまだ行きますよ、それ

 

 

曲調が変わるとともに景色も変わる

次はどこだ。

 

ここは

山形屋

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鹿児島人の耳に馴染む旋律。

あの日あの時の買い物の記憶

母に手を引かれ、

チョコボールやフーセンガムを買ってとねだったあの日

 

 

会場にいる誰もが、じゅんやくんが作り出した

世界の中に包まれていた。

 

 

関東生活の長いチャーマスは

鹿児島のスーパーのことはとっくに

忘れていた。これは冷たいとか

そういうことではない。

今を生きるものの生きるための術なのだ。

 

 

だか、そんなチャーマスをも

じゅんやくんのピアノの旋律が

包み込んだ。

 

あぁ、おれは昔、ここに行ってたわ

 

距離も、時をも超えるじゅんやくんのピアノ。

 

 

なべしまも弾いて!

 

 

志布志大黒弾いて!

 

 

完全に観客の心を掴んだじゅんやくんの周りには人だかりが。

もう皆、じゅんやくんの虜だった。

 

 

無茶振りの私物プレゼントコーナーでも

そのサービス精神を大いに発揮した。

 

 

そんななか、次に演奏された旋律。

その旋律が連れて行ったのはスーパーやデパートではなかった。

荒野に幻光虫、じめんに突き刺さった武器

そして焚き火

 

ザナルカンドだ。

 

 

俺たち、そんな遠くない過去に、ここにいたよな。

 

急遽復活のニシゾノティーダ。これにはリスナー達も涙を流して喜んだ。

 

そして僕たちは久しぶりに再開する心の中のニシゾノティーダと再開を果たす。

 

いつまでも、この時間が続けばいい

誰もがそう思ったことだろう。

 

 

だが、そうはいかない。

また必ずきますから、会えますから。

 

 

じゅんやくんはそう笑顔で言い残し

去って行った。

 

 

かすかな雲の切れ間からオレンジ色の光がさす。

だれも置いてけぼりにしない、焚き火のような

暖かな色だった。

 

 

 

すごかったな。

ああ、とんでもない才能を持った男だ。

 

 

そんな話を2人がしていたその時

 

ドーム天井部から

ワイヤーで吊られた覆面姿の男が降りてきた。

 

 

ライトに照らされ、派手な衣装がキラキラと

輝いている。

 

BGMは"できっこないをやらなくちゃ"

 

FMさつませんだいの殿堂入り永久欠番

社歌である。

 

高笑いする覆面の男。

そのド派手な演出。

 

しかし、2人は一切気づかない。

 

 

今度また来てもらおうよじゅんやくん

 

ああ、必ず。その時はまた

ニシゾノティーダ復活だな。

 

だな。

 

2人どころか

観客も気づいていない。

 

 

やがて、覆面の男は地面へと着地。

 

突如現れた覆面の男に驚く2人。

 

 

 

えっ、なんですか??

 

マスクドFMさつませんだいだ。

 

警備員さん、つまみ出してください

 

いやいや違う違う、マスクドFMさつませんだいってほら、ゲストの

 

 

楠元さん?

 

 

いやいや、ちがうし。

ちげぇし、逆だし。真逆の存在だし。

 

 

え?でも声が似てるけどなぁ

 

 

違…

 

 

 

そのとき、宙吊りにするためのワイヤーが巻き取られ始める。

しかし、まだマスクドFMさつませんだいの体にワイヤーはついたままだ。

 

このままではまた宙吊りになってしまう!

 

 

そう思ったマスクドFMさつませんだいは

少しだけ足を踏ん張った

 

 

その時であった

 

 

 

ワイヤーに引っ張られた衣装、覆面、マント

全てが破れ

そこにはブリーフ一丁姿の楠元さんが立っていた。

 

 

楠元さん、帰ってきてくれたんですね。

 

 

やってるみたいだな、"できっこない"を

 

 

はい。楠元さんのおかげです。

 

 

ふふ、皆いい目になった。

やっていこうぞ、"できっこない"をもっとだ!!

 

 

 

 

 

楠元さんの感動のスピーチに客席からは

大きな拍手が送られる。

 

皆、心のマスクを取ってみたらいい。

怖いよね?

でも大丈夫。

マスクが取れて開けた視界には

仲間達がたくさん

いてくれるから。

 

 

暗雲立ち込める雲の切れ間から

蒼色の光が差し込んだ。

気高く、静かで、なんだか落ち着く光の色だ。

 

いやぁ、すごかったね楠元さん。

 

さすがだったね。

 

 

楠元さんの余韻たっぷりに会場が包まれている中

急に舞台の照明が消える。

 

なんだ、なにかまたトラブル?!

 

 

客席の観客の頭をそんな思いがよぎったその時

 

 

また明かりがついた。

 

 

なんだったんだ??

大丈夫だったか?

 

そう話すチャーマスの背後に黒い影が。

 

 

 

お、おい、マサト、後ろ!!!

 

 

ごうりんが叫ぶ。

 

 

え??なになに??

 

 

チャーマスが振り返る

 

 

しかしそこには何もいない。

 

 

何もいないじゃな…はっ!!!

ごうりん!!!

後ろ!!!

 

 

先程までチャーマスの背後にいたはずの影は

ごうりんの背後に回り込んでいた。

 

 

なんのことかさっぱりなごうりん。

後ろを振り返ると

そこには何もいない。

木の葉がひらりと落ちてくるだけ。

 

 

何もいないじゃな…まっ、マサト!!!

 

 

 

ごうりんの後ろにいたはずの影が

チャーマスの背後に回り込んでいた。

 

 

 

後ろだよ!後ろだ!!

 

 

えっ?

 

素っ頓狂な声を上げるチャーマス。

 

 

後ろ?

 

振り返ると、何もいない。

ほのかに紅葉した葉っぱがひらりと舞うだけ

 

 

 

 

何もいないじゃないか、いや、待て!ごうりん後ろ!!!

 

 

 

 

このやりとりを何度しただろうか。

10分、いや、20分。

終わらないかもしれない

ループの世界観に入ってしまったのか

それともゲームスイッチをオンに

するのを忘れてしまったため

永遠にこのイベントは繰り返されるのか。

 

 

 

素早く背後に回り込む、その影の主は

次のゲスト、前田晃希であった。

 

やっとのかとその実態を捉えたごうりんとチャーマス。

 

 

そこからやっとトークに。

体の俊敏さとは裏腹に

トークのトーンは穏やかに、のんびりとしたものだった。

 

 

ごうさんは自分から誘わない

自分が剛さんを誘って欲しい。

 

友達がいない。

 

 

24歳の男の語るその内容は実に素朴で

しかし彼の人柄を表してるとしか言いようがない

とても正直でまっすぐな嘘のないものだった。

 

 

誰もが心を洗われた時間だっただろう。

あたかも自分が大学生や新社会人一年生だった頃にタイムスリップしたような。

 

 

そんなかけがえのない時間をすごし

前田くんは去っていった。

 

 

暗雲立ち込める雲の切れ間から

緑色の光が差し込んだ。

柔らかく、力強い、大自然のような色だった。

 

 

去り際は縮地を使わず、ゆっくりと去っていた。

 

 

 

 

ここで休憩が入る。

 

 

 

前半戦のこのボリュームに観客達は大満足。

もう帰ってもいいかもしれない

そう思った人もいたことだろう。

 

しかし、ネクストバッターズサークルに現れた

中村千尋の姿を見るまでは、ね。

 

 

 

 

観客席に大きな横断幕。

ちーさまLOVEの文字。

野太い男性ファンからの声援が飛びかう

 

 

早くちーさまをだせ!

その声援に後押しさせるように

後半戦のゴングが鳴った。

 

 

ごうりんとチャーマスがステージへ

再び顔を出す。

 

 

そして中村千尋さん降臨。

 

 

沸き立つミッドアウトオンラインドーム

 

 

ひごさつまの2人、結成前出会ったばかりの頃は仲悪かった話は有名な話。

 

その詳細が2人の方から語られる。

 

その当時、エビオス錠というビール酵母の錠剤を持ち歩いていたごうりんのエビオス錠を見て

中村さんが仲良くなろうと思って

『それ精子増やす薬ですよね』

と言ったとか言わなかったとか

(中村さんはそんなあからさまな単語使わないと言っていたが、ごうりん的にはそう言ってた気がするとのこと)

 

 

昔話にも花が咲き大いに盛り上がるトーク

 

 

しかし観客席からヤジが飛ぶ。

 

 

私物プレゼントコーナーはよ!

 

 

そうでした。私物プレゼントコーナーの話へ。

チャーマスがすかさず歯ブラシください、と攻める。さすがはミスター攻撃表示。

 

歯ブラシはいらないです、とコメントで強がるちひらー。本当は喉から手が出るほど欲しかったはず。

 

色々案は出たが

私物サイン入りピックで落ち着いた。

 

男性からも女性からも愛される中村さんの

その人柄の良さに会場の全ての人からの

ちひろコールが鳴り止まない。

 

舞台から帰る際

マイクを通さず生声で

 

『ありがとうございました』

 

と言った中村千尋の声は

きっと皆に届いたことだろう。

 

 

 

 

いやぁ、すごかったね。

中村さんの人柄がたっぷり詰まった時間だったね。

 

 

暗雲立ち込める雲の切れ間から

黄色の光が差し込んだ。

全ての人に希望を与える、優しい色だった。

 

 

やっぱりちーさますごいね。

ああ、すごかった。

 

 

大きな横断幕をたたみ、出口から出ていこうとするちひらーをミッドアウターたちが阻む。

 

 

グッジョブ!

ステージ上からふたりがミッドアウターへ

密かにウインクでエールを送った。

 

 

そんな中、ミューズアップのジングルが流れる。

奥から現れたのはマイクを持った

前畠俊二だった。

 

そのとてつもない声量、聞き取りやすさ

その二つをかね揃えた確固たるアナウンサーボイスが

 

2人の体を吹き飛ばす。

壁にめり込むように叩きつけられた2人。

 

 

これがFM鹿児島でならしたトーク力か。

 

 

おもしれぇじゃん。

 

 

これで終わる2人じゃない。

 

 

ごうりんがまず飛びかかる。

そして練り込んだチャクラと共に

言霊を飛ばす。

言霊丸だ。

 

 

ほう、これは触れるのは得策ではないな。

歴戦のトークで鍛えられた強者の勘が

前畠の体を動かす。

防御ではなく、上に飛んでかわす。

 

 

すかさずそこにチャーマスが構えた。

 

 

だてに拳皇やってねぇんだよなァ

ごっそさん!!

 

 

 

チャーマスの凄まじいトークオーラを纏った一撃が空中で自由のきかない前畠を襲う。

 

 

手応えあり。

 

 

 

しかし、立ち上がる前畠。

 

 

少し、手加減しすぎていた、失礼。

ここからは本気で相手させてもらおう。

 

 

覚醒する話術(ミューズ・アップ)

 

前畠が構える

 

左手にどんぶりを

右手に割り箸を持つように見えるこの構え

 

 

 

これはただでは済まない。

2人の勘が頭の中でアラートを鳴らしていた。

 

 

 

しかし2人はわかっていた。

 

 

次の一撃が最後になる、と。

 

そして、立っていた方がラジオ皇だ、と。

 

 

 

やれるか?

 

チャーマスがごうりんに目配せする

 

 

やるしかないだろ

 

ごうりんがチャーマスに目配せする

 

 

 

 

 

真夜中二人脚砲撃波

(ミッドナイト・ゲットアウト・スマッシュ)

 

 

 

 

 

 

大きな衝撃がミッドアウトドームを包んだ。

瓦礫の中から顔を出したのは

 

 

 

前畠であった。

 

 

 

「ずるいよな、2人、か。

ごうりん、いい仲間を持った…な…」

 

 

 

倒れる前畠

 

 

 

 

そして奥の瓦礫を押し除け

立ち上がったごうりん、チャーマス

 

 

 

 

湧き上がる観客。

 

 

 

そして2人が叫ぶ

 

 

 

 

 

 

 

『引き分けだ!!!!』

 

 

 

 

 

なっ??今なんて??

静まり返る会場。

 

 

俺たちは2人がかりだった。

前畠さん、この勝負、引き分けだわ。

 

 

瓦礫に埋もれた前畠の手を取り、立ち上がらせる2人。

 

 

「生意気な、ふっ、ミッドナイトゲットアウト

その名を心に刻もう。」

 

 

3人の男の熱い抱擁に

 

会場からは大きな歓声が上がる。

泣いていた人もいたかもしれない。

 

 

前畠さんとの激闘を終え

またひとつ大きくなった2人。

 

 

暗雲立ち込めていた夜空の雲の切れ間に

水色の光が差し込む。

爽やかで、清らかな光だった。

 

 

 

 

あと1人、ここまで長かったな。

よく、やってこれたよ。

 

 

労う2人とリスナーの皆。

 

 

しかしみんなは知らなかったのである。

ここからが本当に長いことを。

 

 

 

ラスト大トリゲスト、大田誠師!

 

 

とアナウンスがされるものの、大田さんは出てこない。

卑猥な言葉の言い過ぎで警備員に摘み出されたのか、それとも酒の飲み過ぎで、どこかで寝ているのだろうか。

しかし、かすかに大田さんの声が聞こえる気はする。

 

 

 

大田さんはどこだ?

焦っていたのは2人だけではなかった。

 

みんながドームを出て大田さんを探す。

西荻窪の飲み屋、赤い鼻、最後に笑え、三四郎、ラーメン大、西屋、ヤンキー、富士音響、探してみたが見つからない。

 

 

本当に長い時間が流れた。

大田さんなどいなかった。

何度もそんな言葉を飲み込んだ。

 

虹は六色だった。

誰もが言いかけていた。

 

 

諦めかけ、ピンマイクを外し

前室でタバコを吸っていた2人とスタッフ。

 

総指揮の木村に至っては子の調子が悪い、と自宅に帰っていた。

 

 

そんななか、ひょっこり大田誠師がステージに現れた。

 

 

あまりに急な登場に皆戸惑いがあったが

すぐに状況を飲み込み、大きな拍手で迎えた。

2人もステージに顔を出す。

 

ビールを傾けながら、憎まれ口叩く太田さんの尖った口。訛った言葉。

 

放送の中でごうりんがふと放った

 

肛門の医者

 

というワードを気に入り連発。

パワー下ネタワードを次々に放り込む大田さん

 

待っただけのかいがあったな。

自宅から子を抱きしめ、木村がつぶやいた。

 

 

 

 

大田さんによる歌唱も行われ

 

 

最後の紫色の光が空から差し込んだ。

 

 

その刹那

 

赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫

 

 

全ての光が青空の暗雲を全て消し飛ばした。

 

 

先程までの暗雲が嘘のようだった。

 

大きなミスも小さなミスも誤算も計算外のトラブルも天災も思い違いも

 

 

全てのことをかがやきに変えた

 

 

夜空に虹がかかったのである。

 

 

 

 

 

360°大きく天井の空いた

ミッドアウトオンラインドーム

この奇跡のような光景に皆

涙し、そして拍手を送る。

最大限のスタンディングオベーションを送った。

 

 

 

ここで、ごうりんがギターを取り出す。

 

マイクを構えるチャーマス。

 

 

 

最後の最後に奏でられたのは

RAINBOWと名付けられた

新曲だった。

 

人間讃歌

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間違い讃歌

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失敗讃歌。

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雨の後にはね

虹が出るんだよ。

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逆に言えば

雨が降らないと虹は出ないんだ。

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みんな、今日間違えたかい?失敗したかい?

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恥ずかしかったね、悔しかったね、情けなかったね。

君の垂らしたその涙も鼻水も涎も糧にして

 

ほら、虹が出てる。

 

見えるかい?

 

 

 

 

悲しい時、辛い時

いつも僕はあなたに問いかけるとするよ。

 

 

 

『虹を見たかい?』

 

 

 

 

 

 

『RAINBOW』

作詞 レインボウ里崎

作曲 レイン・山際・ボッシュティッシュ

 


嘘とも言い切れないが
本当とも少し違う
まるで虹みたいね
境目がぼやけてる

 

強くは言い切れないが
妙に確信めいてる
まるで虹みたいね
触れられないけどそこにあるの

 

君の声、久しぶりに聞いた
なんだかホッとするね

 

この音色
心の色
繋いでよ
ねえレインボウ
今日が昨日に
昨日が過去に
また会わせてよ
ねえレインボウ


君のうた、久しぶりに聞けた
相変わらず素敵だね
調子はどう?
変わったこと
変わらないこと
なんだかたくましく見えるね

 

この音色
心の色
離れてても
大丈夫きっと
今日が昨日に
昨日が過去に
また会いたいよ
ねえレインボウ

あの頃
いつかの表情
不思議とまだ
思い出すよ
途切れていいよ
忘れていいよ
また繋がるよ
ねえレインボウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.10.1 オンラインフェス2022"RAINBOW"②

オンラインフェス2022 "RAINBOW"
記念ブログ小説『虹架人閃』第一話
"最高を超える最高"はこちらから

2022.10.1 オンラインフェス2022 "RAINBOW"① - ミッドアウト放送後記ブログ

 

 

 

 

 

第二話『嵐前』

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海沿いのツリーハウスから話し声が聞こえる

時に笑いが起き穏やかに

時に熱を帯びた声色で

会話はなされているように聞こえる

 

声の主たちは

楠元、木村、ごうりん、チャーマス

スタッフ、インターン生2名

ミッドアウト通算300回記念イベント組織委員会改め、"オンラインフェス2022実行委員会"の面々であった。

 

 

 

無茶を言うなよ。

 

ごうりんが窓の方を見る。

 

やってみないとわからないだろ

 

チャーマスが言い返す。

 

 

2回目のオンラインをやる。

そう決まってから2週間ほどが経っただろうか。

 

前回が本当に最高だった、それを更に

上回るイベントが自分たちにできるのか?

 

 

立ち上げ当初は強気だった面々も

思った以上のハードルに思わず弱気になってしまっていた。

 

それだけ、前回のオンラインフェスは

形、企画、ゲスト、メッセージ、全てにおいて

最高だったと言っていい。

 

具体的な案も出ないまま、皆焦っていた。

 

 

ゲスト候補を思いつくままに上げていく。

 

ZIKUさん、中村千尋さん、大田誠師さん

 

前回のフェスにも出てもらった

通称"フレンズ"たちの名前もそこにはあった。

 

だがゲスト選びは難航。

 

フレンズ達への信頼は強い。

まだオファーしていないがきっといいね、と

賛同してくれる。絆は強かった。

 

しかし、他の人たちは違う。

フレンズ達ほど繋がりのない人々が

俺たちのラジオに来てくれるのか?

 

皆、弱気になっていたのかもしれない。

 

あまりに弱気な発言が飛び交うので

業を煮やした男が立ち上がり叫んだ

 

 

できっこないをやらなくちゃいかんですよ

 

 

FMさつませんだい、楠元であった。

 

 

彼がしきりに言い張る

FMさつませんだいの社訓

それがサンボマスターの名曲タイトル

"できっこないをやらなくちゃ"

だった。

社訓といいつつ、その文字がFMさつませんだいに飾ってあったりする痕跡は一切ないが

彼はそれを強く言い張る。

 

 

楠元はそう言い残し

その場を去った。

 

 

部屋を沈黙が包む。

ツリーハウス横の海の波の音が

虚しくなり続けるだけだった。

 

 

重い空気を、チャーマスが切り裂くように言った

 

楠元さんの言う通りだ

出てくれそう、出てくれなそうと

そんなことばっかり言ってちゃダメだな

 

 

 

ああ、

 

ごうりんが続ける

 

 

話したい人を、呼びたい人を呼ぼう

 

そこから堰を切ったように

名前が上がっていく

 

アートビルディング前田晃希

山本じゅんや

FM鹿児島、前畠俊二

 

初絡み、しかも前畠さんに至っては

他局、大物局の人気ラジオパーソナリティ

 

 

強気な人選。皆の胸は高まっていた。

 

あと1人くらい呼びたいな

だが誰がいい?

 

 

この最後の1人が一向に決まらない。

 

 

私が出ましょう

 

 

 

この声は?!

さっき出て行った楠元さんが

帰ってきてくれた!

皆がそう思い入口の方を見た。

しかし皆の予想に反し立っていたのは

見たことのない覆面の男だった

 

 

あの、あなたは?

 

 

マスクド・FM・さつませんだいだ

 

 

 

男の誰なのか。

しかし不思議と誰もそこには触れず

反対意見も出ず、7人目のゲストとして

マスクドFMさつませんだいさんが決まった。

 

 

 

なぜ、見ず知らずのマスクマンを大事なフェスのゲストに決定したんですか?

 

後のインタビューで総指揮官の木村はこう答えている

 

 

「いい目をしていたから」

 

 

 

 

 

 

混迷の時代である。

コロナ禍をまだ乗り越えたとまではいかない世の中で

さらには戦争、円安、歴史上最強クラスの台風、桜島の噴火

今年だけでも様々なことが起きている。

本当に、世界は良くなっていくのか??

 

コロナ禍以降、世界は以前のように輝きを取り戻さないんじゃないか?

そんなムードすら漂っている2022年。

 

 

暗雲も、雨雲もきっと晴れる

大丈夫。

 

そう信じる男達は

オンラインフェスのタイトルを

 

RAINBOW

 

と名付けた。

 

 

物事というのは決まってからは早いものだ。

 

メインビジュアルが

そしてフェスのタイトルが

出演者が決まり

 

ここからはパンフレット作り

グッズ作り

当日のタイムテーブル作り

各出演者へのオファーや連絡

 

全てのことが回り始める。

 

全ては順調に思えた。

 

きっと、フェスハイになっていたのかもしれない。連日連夜のミーティング、準備

彼らの体はとうに限界を超えていた。

 

それでも体に嘘をつき

かれらは走り続けた。

 

そしてフェス当日。

10月1日。

 

抜かりがないか最終チェックをする。

最高を超える最高を作り上げる。

皆の心は完全に一つだった。

何もかもがうまくいく、そう信じていた。

 

19時

オンラインフェスの幕が開く。

 

 

オンライン空間のドームには

大勢のお客さん。

万雷の拍手が2人を包む。

 

彼らはトークする。

いつものように、いや

いつも以上か。

 

 

 

やけに順調にトークは進む。

怖いくらいに絶好調だ。

それも2人とも。

 

 

そして最初のゲストを呼び込む

ラジオ絶対神"ZiKU"の降臨だ。

 

 

しかし、スタッフが慌てている。

インカムが聞こえてきた

 

 

 

ZiKUさん、いません

 

 

 

次回

ミッドアウトオンラインフェス2022

"RAINBOW"特別ブログ小説

『虹架人閃』

 

最終話 虹をみたかい?

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 

2022.10.1 オンラインフェス2022 "RAINBOW"①

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放送を聞いていただいた皆様

ここに大いなる感謝を伝えたいと思います。

そしてこれから聞こうと思っている皆様

どうぞお楽しみください。

そしてラジオを聴く気はないがブログを

読みにきた皆様へ伝えたいです

"どゆこと?"

 

どうもこんばんわ

ミッドアウトオンラインフェス

"総指揮"

スタッフKです。

 

今回、いろんなハプニングがありました。

そのハプニングを乗り越えて

心に残るオンラインフェスになったんじゃないか

そう思います。

ひとえに皆様のお力添え

そしてゲストの皆さんの

人間力、笑力、笑い色の覇気によって

乗り越えられたと思っています。

 

本当に感謝です。

 

RAINBOW録画前半

オンラインフェス2022 RAINBOW 前編 - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

RAINBOW録画後編

オンラインフェス2022 RAINBOW 後編 - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

 

では!振り返っていきましょうか。

2度目となるオンラインフェス。

前回よりも多いゲスト数7人。

しかも他局からのゲストや

初絡みの方も多かった。

はっきり言って始まるまで何が起こるのか

我々スタッフも分からない、そんなカオスな

オンラインフェス2022

 

カオスという名の嵐を乗り越え

青空に虹はかかったのか

 

 

2022年10月1日

19時。そこからの"伝説の5時間"

そしてそこに至るまでの

人間模様、人間たちの生き様。

ここに記します。振り返っていきましょう。

 

 

オンラインフェス2022

"RAINBOW"特別ブログ小説

『虹架人閃(にじかけるひとのかがやき)』

 

第一話

"最高を超える最高"

 

 

 

 

 

時は遡り2022年夏某日

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あれ?もうすぐ通算300回じゃない?

 

えっちょっと待って、ひい、ふう、みい

 

ほんとだ!九月の終わり〜10月初めあたりが

通算300回だわ!

 

早急に立ち上げよう、通算300回記念イベント組織委員会を。

 

しかし、誰をトップに置くか、だ。

 

道谷はどうだ?彼は部下からの信頼も厚く

企画力に優れる。彼なら大きなイベントを作れそうだぞ。

 

よし、道谷でいこう!

 

待って下さい!道谷はこないだ社の放課後モルックサークルで頑張りすぎて、膝が爆発して療養中です。

 

くっなんてことだ

 

じゃあ、喜原(きはら)はどうだ?

 

喜原か!たしかに、彼はイベントの設計が得意だ。イベントをオシャレに仕上げ、スマートな魅せ方に長けている。

 

喜原しかいない、よし、決まりだ!

 

 

待って下さい。喜原は先日、会社のサークルのモルックの大会で弁当を5つ食べて、流石に食べ過ぎで体調を崩して療養中です。

 

 

くっ、なんてタイミングだ

 

 

木村はどうだ?

 

木村、木村かぁ。

 

みて下さい、このカメラを。

彼はこのレンズで

ごうりん、マスチャーの2人を

誰よりもみてきました。

企画力もスマートに魅せる発信力も

彼にはないかもしれませんが

 

ふむ、じゃあ彼には何があるというんだね?

 

彼には、愛があります。

 

 

愛!?

 

 

愛の木村、か。

 

 

 

よしわかった。通算300回記念イベント実行委員会総指揮は木村に任せる。

 

あ、ありがとうございます。

 

 

見せてもらうよ、愛の力とやら。

 

 

 

 

そうして僕たちのミッドアウト通算300回へむけたプロジェクトが始まった。

 

しかし、何をやればいい?

 

やりたいことならある。

現地生放送、公開生放送

甑島での星を見るロケ(一番謎)

 

しかし、この2022年秋、コロナウイルス

世界は完全に乗り越えた、とまではいかない

新たな株の出現など不確定要素は大きい

イベントはだいぶ戻ってきた感はあるが

それでもまだ不安定と言わざるを得ない。

 

リスナーと一緒に作り上げるあのイベント感。

3回の公開生放送のあの文化祭的達成感は

ミッドアウトチームのみならずリスナー達の間でも強く達成感として充実感として残っていることだろう。

 

FMさつませんだい、楠元が口を開く

 

 

どの形でも、我々はGOサインです

 

 

彼のミッドアウトを応援しようという熱は止まることを知らない。2人がやりたいことなら、面白くなりそうなのであれば、会社に頭下げて通す。

 

心強すぎる存在である。

 

 

次に口を開いたのはマスチャーだ

 

甑島で星を見る、最高だけどそんなことが可能なんすかね

 

 

楠元が応える

 

昼になんらかのロケをしていただいて、それで夜は宿で放送。一泊なら予算取れます。

 

 

彼はこういう時、こっちが心配になるくらい強気だ。

 

 

ごうりんが口を開いた

 

最高だが、このタイミング

台風、コロナ、不確定要素が多い。

甑島ロケ案はまた別の機会に、でいいのではないか?なあ、マサ。

 

 

上を向いて何か空中で計算していたマスチューがごうりんの方を向き、答える

 

たしかに、ごうりん、そらがいいかもしれないな

 

 

木村もこれに頷き、立ち上がり叫んだ。

 

 

リスクは最小に。

だが、喜びは最大に、だ。

 

 

木村のこの言葉が組織委員会全員の胸を貫く。

そんな矛盾したことが叶うのか?

絵空事を言っているのか?

不思議とそんな疑問を抱くものはいなかった。

彼の言霊には強い意志と覚悟が乗っていた。

 

 

オンラインフェスしかないな。

 

 

ああ。

 

 

しかし、前回(2020年)のを越えられるか?

あれは最高だったぞ

 

 

過去に囚われると足元を掬われるぞ

そんなに過去が怖いかい?

 

 

最高を超えた最高、か。

 

 

面白そうじゃねえか。

 

 

 

漢たちの挑戦が始まる。

 

最高を超えた最高とは

 

 

そんなことが実現可能なのか?

 

次回、オンラインフェス2022"RAINBOW"

特別ブログ小説『虹架人閃』

 

第二話 嵐前

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

2022.9.29 スマッシュ#137 古いフェス

 

全国津々浦々、老若男女のミッドアウターの皆様。

お待たせしました。

ミッドアウト放送後記ブログのお時間がやってまいりました。

 

ミッドアiウト通算300回記念オンラインフェス「RRAINBOW」の開催がいよいよ目前に迫り、引き締まった表情を見せ

ながらスタジオに入る二人。

スタッフたちも二人に影響されて引き締まった表情のふりをするのが大変でした。

 

そんなミドアウトスマッシュ

普通なら、録音配信は完全有料で行われるところ、今週はオンラインフェス直前キャンペーンということで、完全無料で全編視聴可能となっております。

 

フェス前に、気持ちを高めたいという貴方、是非聞いてみてください。

 

スタッフが録音を輸送中に2つに千切れてしまいましたので、前後編に分割されております。前編→後編 の順で視聴した方が、より楽しみ易い構成となっています。(みんなには秘密ですよ)

 

 

今週のあのさトークはチャーマスがキングオブファイターズと元サヤに戻った話。

二人の恋模様にヤキモキしていたミッドアウター達は、そのハッピーエンドにホット胸を撫でおろしました。

唯一の心残りが無くなりこれで心置きなくオンラインフェスに臨める。

ということです。

 

あのさトークの後はオンラインフェス関連の重要なお知らせが、、

 

追加発表①

オンラインフェス2022 公式パンフレット完成&配布開始

 

今回のフェスではパンフレット無いのかな?

と心配の声が各所から上がってましたが、心配することなかれ。

今年もしっかり準備していました。

オンラインフェスということで、今年は冊子ではなく、電子版(PDF)のみの配布になります。入手方法はズバリ

midnightgetout@gmail.com

に件名「パンフレット希望」と書いてメールするだけ。

総ページ数20ページのバイブルを貴方は手にすることができます。

 

追加発表②

ニシゾノティーダ一夜限りの復活

ゲストやまもとじゅんや君セクションにて、惜しまれつつも最終回となったニシゾノティーダのコーナーが一夜限りの復活を果たします。

しかも、今回は特別にじゅんや君の生ザナルカンドにての演奏に載せて貴方のメールが読まれるかもしれないというから大変です。

 

時間の都合上、読めるメールの数は限られますが、

我こそは、と腕をぶん回しているティーダアスリートの皆様、

midnightgetout@gmai.com

まで件名に「ニシゾノティーダ」と書いてメールを送ってください。

 

追加発表③

チャーマスフェスTシャツの購入を怠る

これはあまりにも衝撃でした。

受注生産でオリジナルTシャツを販売しているサイト、SUZURIにて各自Tシャツ入手する運びとなっていた今回。

その発注を忘れていたのに気づいたときには時既に遅し。

ごうりんを、ミッドアウターを裏切った形になったチャーマス。

果たして、本番ではどのような衣装で登場するのか?

 

決して許せない事実ですが、注目ではあります。

 

 

そんなこんなな、ミドアウトスマッシュ#137の放送は

10/1(土) 27:00~

FMさつませんだいにて放送されます。

そうです。

オンラインフェス直後の放送です。

時空の捻じれです。

どうか、強い意志で聞いてください。

 

 

そして

10/1(土) 19:00~

ミッドアウトオンラインフェス

「RAINBOW」

ツイキャスにて開催です。

当日は是非とも生観戦していただいて、コメントやメールで一緒に盛り上がっていただけたら幸いです。

それでは、皆さんご一緒に、

オンラインフェスやるぞー!!

えい、えい、ミッダーウ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.9.22 スマッシュ#136 ベイクドFMさつませんだい

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今週もお聞きいただきありがとうございます。

 

機材トラブルにより開始が遅れてしまったこと

申し訳なく思っております。

 

何せ、ミッドアウトは

ごうりんチャーマスの二人と

スタッフ一人、パート1人で回している

小さな町工場です。

 

何かトラブルがあったときは

家で休みだったスタッフにも連絡が行き

またみんなリモートで作業にあたるため

何かと諸々復旧作業に時間がかかってしまいました。

 

遅れてしまったとは言え、その後なんとか放送を初め、一度の切断はあったものの、なんとか放送を最後までやれたこと、良かったなと思っております。

 

懐の大きいみなさんがいてこそです。

本当にみなさんありがとうございます。

 

 

前半

ミッドナイトゲットアウトスマッシュ#136 ベイクドFMさつませんだい 前編 - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

後半

ミッドナイトゲットアウトスマッシュ#136 ベイクドFMさつませんだい 後編 - ミッドナイトゲットアウトスマッシュ公式 (@midnightgetout) - TwitCasting

 

キットカットのように真ん中でパカっと割れる仕組みとなってます。前半後半、少しづつお楽しみいただければと思います。)

 

 

 

さて、今週のあのさトークはごうりんから

フェスの出場者も決まり、グッズや特典など

フェス出演者への諸々の連絡事項の連絡など

慌ただしく日々が進んでおります。

 

何かを思いついたら実行するときに

人に許可を得たり承諾を得てから行動する

というある意味では社会人として当たり前な行動が苦手なごうりん。

 

フェス出演者たちへの連絡事項を連絡するにつれ、いろんな反応があり、それに引きこもごもしている様子があらあらと語られました。

 

フェス出演は快諾したものの、これはどう思ってるんだ?と思ってしまう事もいくつかあり、これはフェス当日、無事に開催されるのか、ゲストは来てくれるのか!?

これは目が離せない展開になりました。

 

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そんな中フェスのタイムテーブルが発表に。

これを見ていろいろと、ここで、ご飯買いに行って、ここで風呂に入って、ここで楽しむ!ここでウイスキー投入や、などなど、いろいろ思いを巡らす、それもフェスですよね。

 

ぜひともみなさんそれぞれの楽しみ方で楽しんでもらえたらと思います。

 

 

フェスもそうですが

やはり大事なのは通常回。

いつもの普段の積み重ねが大事だと

通常回の神、通常神はいいます。

 

 

笑力のコーナーも皆さんからの回答素晴らしかったです。拍手を送りたい内容が多く、笑力発足から2年弱、素晴らしいなぁとスタッフ一同しみじみしておりました。(てか2年てすごいな)

 

 

 

女将のコーナーも毎回、リスナーさんのメールから話題が広がり、いろいろな議論がなされて、本当の居酒屋みたいだなと思いました。

 

いつかリアル女将、やりたいですね。

オンライン女将、みたいなのも面白そうです。

その際はぜひみんなで女将囲んで飲みましょう。

 

 

 

そんなミッドアウトスマッシュ136回

FMさつませんだい版

9月24日(土)27時より放送です。

ぜひ聞いてくださいませ!

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フェス応援グッズのリストバンド&特典聞き所解説CDも本日発送しました。買っていただいた皆さんありがとうございます。

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オールエリアパス!!!!
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聞き所CDは47分くらいの力作。

2人のここでしか聞けないトーク

大いに収録されてます。
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リストバンドは保管用と身につける用

2枚送りますね!

 

 

 

フェス応援チケット&特典フェス見どころCDは

こちらから

ミッドアウトオンラインフェス2022"RAINBOW"応援リストバンド&フェス事前見どころ解説CD | NECOZE WORKS